「ヤドカリ」ストレンジ・シスターズ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤドカリ
呪術師の姉とガスーという悪魔に取り憑かれた妹の娘達がその因縁と対峙する話。
姉妹として育てられた従姉妹の、呪術師の姉と何も知らない妹だったが、16歳で恋愛をする年頃になった妹にその時が近付いているという始まり。
106分の尺にして冒頭10分弱設定の説明に割いているぐらいややこしい背景。
決して難しい訳ではないのだけれどね。
そしてやっとこストーリーが始まったと思ったら序盤は登場人物たちの紹介的にシーンがスキップ。情報量が多過ぎる。
薬がどうたら恋愛がどうたら、本人が知ったらそれはショッキングだろうけど、抑えるつもりならちゃんと教えた方が良いのじゃないのか?と感じつつ、少しずつ発症に近付き狙われと展開していき、何でモーラーじゃなきゃいけないのかは良く判らないながらも、ウィーナーの覚悟と成長、モーラーの変身とへんてこバトルにと、結末はちょっと物足りないながらも中々面白かった。
コメントする