劇場公開日 2020年9月11日

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「私自身がマイケル教信者なので」れいわ一揆 ほどよいさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0私自身がマイケル教信者なので

2021年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

松本での上映会&トークショーに参加し、DVDも購入し、計5回観ました。

「人間とは何か?」「政治とは何か?」「選挙とは何か?」「お金とは何か?」「環境とは何か?」「社会とは何か?」選挙活動というキャンパスを利用し、日本のあっちっこっちで訴える安冨先生。

2019年、まだコロナ禍の前、安冨先生は今の暮らしを一度見直して、今の生活が本当に幸せなのかを自ら見つめ直し、誰かの思想で固めらてしまっているあなたをぶっ壊し、自分の中で気付いてくれるのを待っている、あなたの子ども心に気付き、その子どもを大切にしてほしい。と訴えます。

コロナ禍で、多くの人が強制的に立ち止まることになり、自分の暮らしを見つめ直した方が多くいたのではないかと私は思います。

安冨先生は馬に乗ったことで、自分の心が救われ、音楽を始め、絵を描くようになったと話します。
自分の心の中に居る子ども心に出会うこと。
そして子ども心に出会うと、人はクリエイティブになり、アートを始める。

義務教育では、国語算数理科社会、英語数学などで才能を発揮する人が価値のある人だと教えられてしまいます。
その他の分野で才能を発揮していたとしても、学校生活の中では落ちこぼれだと認定されます。

私自身、子ども時代はどの分野でも落ちこぼれで、価値のない存在だと思わされていました。

でも40過ぎ、マイケル・ジャクソンを研究し、安冨先生の動画を観ることで、私は役立たずの落ちこぼれだけど、それでも家族5人仲良く幸せに暮らしているのだから、平和という価値があると自分を認めることができました。

義務教育で植え付けられた学歴差別に苦しむ人の心に希望の光となる映画だと私は感じています。
エリートと世襲議員が築いたこの狂った世界が、底辺に居る人々が開花することで180度変わることを私は望むし、そのような活動を続けたいと思います。

ほどよい