「silent pictures」わたしの叔父さん MARさんの映画レビュー(感想・評価)
silent pictures
農場を営む足の不自由な叔父さんと、叔父さんを介助しながら農業に勤しむ27歳のクリスの物語。
起伏の無いシーンが続くが不思議と見ていられるのは、実際に本当の叔父と姪の関係である2人の自然なやりとりの成せる業か?
毎日同じの繰り返し。
27歳、決めつけるような年齢ではないと同時に、自由に夢を見るほど若くもない。
クリスの本当の気持ちはどうなのか?
それでも叔父さんと農場を守りたいのか?
或いは、自由に夢とか恋に夢中になる人生を送りたいのか?
固い決意があるようにも、揺れているようにも見えるクリスの想いを考察しながら観るのがとても楽しかった。
他の登場人物も皆良いですね。
クリスの可能性を信じるヨハネスや、不器用ながらクリスを想うマイク。
そして背中を押す叔父さんの健気さも◎
それでいて笑えるポイントが散りばめられているのもグッド。水門シチューってw
しかし、水門シチューの後のシーンにはグッと来たなぁ。きっとあれが本当の気持ちですね。
クリスの例は極端かもだけど、我々の暮らしも、毎日同じのルーティンの上にしか成り立たないことが多いですからね。
それが嫌になったり、逆に楽だったりもするのですが。。
ちょっと驚いたのは、換気の為なのか、劇中に扉が空いたので一瞬気をとられて、画面に向き直ったらなんと、エンディングテロップが流れてて。。
また、上映前には監督のメッセージも。
こちらこそありがとう!
クリスやマイクを応援したくなると同時に、自身も明日からの日々を頑張らんとと思えた作品だった。
コメントする