ジャスト6.5 闘いの証
劇場公開日 2021年1月16日
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イランこわい。捕まえる方も、捕まる方も法律を守らない、文字通りの無法地帯。そもそも、法律も乱暴だし。「麻薬王に俺はなる!」みたいな純粋な麻薬王に情状酌量の余地はないのだが、妙に家族思いなのがまた、どっちの味方してんのよ、というスタイル。国としての機能があちこち「ダメだ」と突きつける、批判を込めた作り方。観るとグッタリ疲れますが、重厚で見応えがあります。今のイランを切り取った、真実の一面を逃げずに正面から描いていたとも言えます。あと、長いので膀胱がとてもつらかった。
最初は麻薬組織を追う執念の警察を描く話と思ってたら、後半は麻薬組織のボスが主人公になる意外な展開に。しかし見応えは十分ありました。特に留置所シーンは撮影のリアル感が凄かったです。役者さん皆さん達者です。見る価値はあります。
鑑賞前に食事をしたせいで、睡魔に襲われストーリーがあまり入らなかった(不覚)劇中会話で占められており、それも睡魔に拍車が結構、楽しみにしていたのに残念(全部自分のせい)
悲しい
怖い
一般市民にまで蔓延するドラッグを取り締まるイケイケ警察と、大物ディーラーの話。貧しい国や地域では兎角ドラッグが蔓延しているもので、罪の意識が低い市民達。そんな地域で中毒者を一斉摘発した警察が、バイヤー、ブローカーディーラーと追っていき、巻き起こっていくストーリー。的確だしキレキレだけど、かなり強引な操作をする警察の内輪事情と、ディーラーの裏事情や家族のこと等々、難しくないけれど濃厚にテンポ良く描かれていて非常に面白かった。
思ったほど面白くないと思いながら見ているうちに、結構面白いのかもと最終的には思った。正義の側が醜い行為をし、一方、犯罪者が愛情豊かに表現されていて、なかなか興味深いものであった。イランという国をよく知らないので、過剰なまでの描写をそのままその国を表した事柄だと錯覚しがちになる危険性を感じたけれど、そう思わせるくらいの熱を持った作品だったのかなという印象。ただ、あまりにまくしたてる台詞が多過ぎた印象で、字幕を追うので疲れる。後半のように、終始一貫して映像を見せてくれるような作品だったら、もっと興味深く観賞できたような気がする。
東京国際映画祭にて。なかなか公開されそうもないイラン映画なので…冒頭からいきなり骨太な麻薬捜査ものが展開される。下っ端からどんどん手繰っていく展開は手に汗握る。かと思えば、終盤の展開で、イスラム教国であるイランの状況となぜ麻薬が蔓延るのかが説明される。ホントはこれが描きたかったのかな…もちろんアメリカの麻薬捜査ものみたいに銃を撃ち合うような派手な展開はないですが、充分以上に面白い。お勧めです。公開して欲しい…
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