大地と白い雲のレビュー・感想・評価
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飛躍し過ぎる。
飛躍し過ぎる。
国策映画ではないのかかもしれないが、演出家の考えているように結末を描けなかったと思う。
風力発電の羽が写っていたが、ウランバートルにはそんな物は無い。街のど真ん中で、もくもくと火力発電が行われている。
やはり、動物と車は必要はない。
故郷は遠きにありて思うものだと思う。広くとも井の中のカワズだと僕も思う。
島国日本でも東京に一極集中している。こんなだだっ広い所に一組で住む事自体不合理。だから、高層ビルを都会見たく言う場面が出てくるが、それは土地のない国の話。
内モンゴル自治区とモンゴルとは違う。ウランバートルとかウラン・ウデにはこんな民族衣装着て、民謡を歌っている人はいないと思う。
歌は良かった。彼女歌手なんだ♥
遊牧しない遊牧民
内モンゴルの草場で牧羊をする結婚して5年の若い夫婦のすれ違いの話。
家の隣にゲルを建て自分の土地で牧羊をする現代の遊牧民。
頻繁に家を空けて街にでかけてしまう街に住みたい旦那と、街では暮らせないという嫁。
時代の流れですよね。
あらすじに記されている文言で、ある冬の出来事はほぼわかってしまうけれど、旦那が家を空けることに苛立ちをおぽえつつも、なんだかんだラブラブだし、苦難を乗り越えどうなっていくのかということですよね…と思っていたら、すぐ?数日どころか数ヶ月?
嫁が街で暮らせないというのも特に理由がなく、スマホの件をみてもただ保守的なだけ。
考え耽る旦那もそれまでの経緯からその時だけにしか思えない。
そしてそのまま終了ではあまりにも中途半端じゃないですか?
ダメな亭主が見限られただけの話?
まるで合成かの様な美しい景色を背景にしたシーンとか、迫力満点の馬追いとか、ビジュアル的には良かったけれど、ドラマとしては内容の割に間延びしまくりだし締まらないし物足りなさ過ぎた。
単純にに美しい景色がみたいだけならそういう映像作品をみれば良いだけだと思うので、それだけで高評価は出来ません。
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