「遊牧しない遊牧民」大地と白い雲 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
遊牧しない遊牧民
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内モンゴルの草場で牧羊をする結婚して5年の若い夫婦のすれ違いの話。
家の隣にゲルを建て自分の土地で牧羊をする現代の遊牧民。
頻繁に家を空けて街にでかけてしまう街に住みたい旦那と、街では暮らせないという嫁。
時代の流れですよね。
あらすじに記されている文言で、ある冬の出来事はほぼわかってしまうけれど、旦那が家を空けることに苛立ちをおぽえつつも、なんだかんだラブラブだし、苦難を乗り越えどうなっていくのかということですよね…と思っていたら、すぐ?数日どころか数ヶ月?
嫁が街で暮らせないというのも特に理由がなく、スマホの件をみてもただ保守的なだけ。
考え耽る旦那もそれまでの経緯からその時だけにしか思えない。
そしてそのまま終了ではあまりにも中途半端じゃないですか?
ダメな亭主が見限られただけの話?
まるで合成かの様な美しい景色を背景にしたシーンとか、迫力満点の馬追いとか、ビジュアル的には良かったけれど、ドラマとしては内容の割に間延びしまくりだし締まらないし物足りなさ過ぎた。
単純にに美しい景色がみたいだけならそういう映像作品をみれば良いだけだと思うので、それだけで高評価は出来ません。
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