劇場公開日 2022年6月25日

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「そこに戦争がある限り」アトランティス 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0そこに戦争がある限り

2022年7月8日
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 …親愛なる諸君、今こそ、ナチの手先のファシストから、同胞を守護するのだ。これに勝る正義はない。同志諸君、我らの団結に、不可能はない。君たちなら、あらゆる艱難辛苦を、克服できると断言する!。それが証明できる君たちを、私は誇りに思う。競って歴史にその名を刻め!。立て!。同志よ!。ジーク!、ジオ……ん?
 あ、すみません。凍てつく大地の大統領を、脳内ハッキングしたら、こうなるのかしらと想像していたら、1人で盛り上がっちゃいました。

 件の大統領なら、これくらい言いそうですけど、言ってる当人が、アカの手先のファシ野郎に見えるのが、戦争なんですよね。そこに戦争がある限り、ヒトラーの尻尾は、現れるようです。

 守り抜いた祖国と、汚染された大地。今、そこにあるのは、夥しい死体袋。でもだからこそ、生が煌めく。
 ウクライナ。かつて、米露に次ぐ核保有国だったそうです。ウクライナは核を放棄しました。でも、戦争は、ウクライナを放棄しなかったようです。親ガチャならぬ、国ガチャで、私達があの地にいるとすれば、どうしたらいいの?。
 流石に連日の報道で、感覚が麻痺している自分に、気づかなくなっています。毎日100体程の死体袋が使われているとの報道もあります。それが何ヵ月続いていますか?。立て籠っていた多くの捕虜、及び民間人が国籍を変えさせられ、シベリア送りになったらしいとの報道もありました。民族浄化するつもり?。やはり、あの大統領は、ヒトラーの…。
 私達は、未来を歩んでいるのか、過去に退行しているのか、本作をご覧になった方なら……。

機動戦士・チャングム