劇場公開日 2020年12月4日

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「この映画の場合はどっちもどっち」ミセス・ノイズィ アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この映画の場合はどっちもどっち

2021年12月19日
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 若田さん、確かに朝の6時からお布団パンパンはご近所迷惑。でも真紀もおはようございますの挨拶もなく、いきなり喧嘩腰の物言いはどうだろうか?子供を家にあげてお昼寝してしまった若田さん、一言預かってるよと言わないのは確かに悪いが、非常識呼ばわりする真紀もどうかと思う。忙しいとはいえ、ほったらかしにしていたのは事実なんだから。だって若田さんは落書きだって消してくれているのに。
 娘の誕生日にケーキの蝋燭をつけるのを待っているのに、いつまでも若田さんの悪口を言い続ける真紀には観ていてイライラした。子供にそんなことを聞かせるのはダメだよ〜。
 だんだん明かされていく若田さん夫婦の日常や行動を観ると決して悪い人たちではなく、確かに口は悪いが、お互いの理解と思いやりと歩み寄りがたりなかったことと、弟が面白半分にSNSにあげたり、ココぞとばかりに叩いてくるマスコミによって、大騒ぎになってしまった。
 まあ、真紀たちは引っ越したようだし、たまには若田さん家に遊びに行ってあげて欲しいな。
 そういえば布団叩きおばさん、何年か前にいましたねえ。

アンディぴっと