「大人って馬鹿だなと。」ミセス・ノイズィ 知徳さんの映画レビュー(感想・評価)
大人って馬鹿だなと。
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上映しているところもあまり多くないのですが、マスコミやネットに踊らされ、冷静に物事をみることがいかに難しいかを思い知らされる映画です。自分自身の経験を踏まえても、身につまされる思いがします。
本来冷静で客観的であるはずの大人こそが一面的なモノの見方にとらわれ、逆に新津ちせ演じる幼い子供が、対立する大人たちのすれ違いを克服できるというのも皮肉なものです。そこにいくまで、どれほど多くの犠牲を払うことになったか。
最後に思わずウルっとくるのはまさに不意打ちです。脚本のなせる技です。何はともあれ一度ご覧あれ。
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