「地方の演劇みたい。。」約束のネバーランド Nescafe very-thirstyさんの映画レビュー(感想・評価)
地方の演劇みたい。。
北川景子さん、三田佳子さん、そして渡辺直美さんの演技は素晴らしかったです。
北川景子さんは、役の雰囲気にピッタリで、綺麗だし、貫禄の演技力でした。
三田佳子さんも、ほんの少しのご出演ですが大女優の圧巻のオーラでした。
そこに渡辺直美さんのハリウッド的なエンターテイメントな表現力がスクリーンを華やかにしていました。
しかし、、、
良い評価は、ココまでで、まず物語始まってすぐに子供役の俳優さんたちの違和感が凄すぎて、ストーリーが頭に入ってこなかったです。。
私は、アニメ版もマンガも見ていないのですが、恐らく設定の国籍がヨーロッパなんだろうと思いますが、主役級以外は欧米人の子役に明らかにカツラを被っている日本人の俳優たちが混ざり、コレは、、本当に劇場で公開していい映画なのか、驚きました!
また、主役のエマやノーマン、レイを演じた役者の演技が、まるで舞台用の演技で、それがさらに地方の演劇みたいで、主役はあくまでもストーリーテーラーなので、観客の共感を集めないといけないのに、ママ役の明らかに悪役の北川さんより、主役の心のこもってない演技に血が通っていない感じがして不信感を抱きました。。
後半になるにつれて、演技に投入感が出てきたので、役に入るまで時間がかかったのでしょうか。
世界観は、原作がいいと思いますので、評価を避けます。
次回作があるようなので、次に期待でしょうか。
若手の俳優さんたちをベテランの俳優陣で囲って、これからの成長を期待しましょうってことなんでしょうね。
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