「男は愛を知り、狂気の一線を超えた」ランボー ラスト・ブラッド ジョイ☮ JOY86式。さんの映画レビュー(感想・評価)
男は愛を知り、狂気の一線を超えた
平凡ながら幸せな日々を生きるランボー。
そんな彼は未来を奪われた時、狂人へと変貌した。
地獄はまだ、終わらない。
それはランボーの頭の中に、今も戦場の記憶がこびり付いているからだろう。
ランボー版ドントブリーズと言うべきか
ランボー版、硫黄島の戦いと言うべきか
ともかく終盤のアクションは凄まじく
良くも悪くも後味が非常に悪いものだった。
彼のトラウマは、彼自身が死なない限りなくならないのかもしれない。
そう思うとゾッとすると同時に悲しくもなった。
これは終わりではなく、始まりなのかもしれない。
深いトラウマを抱えた人間は永遠にもがき苦しむことしかないのだろうか。そんなの余りに悲しすぎる。しかしそれがジョン・ランボーという1人の男の人生なのだろう。
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