「グロ度がハンパない」ランボー ラスト・ブラッド 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)
グロ度がハンパない
前作(4作目)の冒頭間もなくで、銃器による人間ミンチと記録映像の実死体出た時に、これまでのランボー作品とは違う方向行ったなと感じたが、本作ではさらに強烈なグロ殺戮シーンの連続となった。
3作目までは、スタローンが実際に飛び降りた、怪我して自ら治療した、バイク飛ばした、ヘリ乗った、戦車乗った...つまり、スタローンのスタント無しでの凄いぞ的な作品だったが、流石にこの年齢ではね。ランボーの肉弾ファイティングも走り回る事も殆どなく、仕掛け道具使ったグロ殺戮シーンに頼らざるを得ないんだなと。
救出、復讐、反撃という面はシリーズで一貫だが、今作の場所含めたあらゆる設定面において、ランボー感が感じられなかったのは事実。単純なストーリー展開は毎度の事だが、今まで以上にやたらスケール感が小さくなった今作は、グロ殺戮シーンで帳尻合わせした作品だなと。
ランボーシリーズの良さは、観てるこっちも燃えてくるみたいなものだったが、今作はそういうのが無かったなあ。
エンドロールに全作のピックアップシーンが出てきて初めて、あ、ランボー終わるんだって。
それ考えると、長い間お疲れさん、て。だからこの点数にしときます。
あらためて振り返ってみると、2作目が最強に良かったなあって。本来の作品名【ファーストブラッド】の意味、『どっちが仕掛けた(どっちが悪い)』という、まさにそうだよな的な1作目のストーリーも好きだが。
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