「吐き気しかない」映画 ギヴン mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
吐き気しかない
共鳴すべきポイントが見つけられない。自己陶酔のオンパレード。この作品の持つ不快感は何なんだろうか?あまねくLGBTQを対象にした表現形式を見てもこの作品にはあまりに深みが無さすぎる。何かひとりの人間の露悪趣味的な妄想を一方的に見せられているかのような不快感がある。設定も演出も軽い。この軽さは現実とのギャップの中で、リアルに同性愛を指向する人間への敬意が感じられない。何か、閉鎖的な分かるる人間だけ分かればいいと言う無責任で、自家中毒しか見られない物語の様だ。同人誌レベルの内容をよくぞ一般公開したものだと、その見識に首をかしげたくなる。
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