「これは素晴らしい」街の上で Novさんの映画レビュー(感想・評価)
これは素晴らしい
普通の精神状態なら恋愛映画なんて見ないが
Netflixだし、今泉力哉で評判も良いし
何となく見てみたら、とてつもなく良かった。
全員、良い。
古本屋の人(古川琴音)が特に良いが
古川琴音は、メタモルフォーゼもすごく良かった。
それに加えて、カフェで魚喃キリコを開いてる人の声が頭に残ったが
誰だかは分からなかった。
めちゃくちゃ知りたい。
ただ、何か下北沢の空気感が良いとかの評価を観たが
この映画の良さは非リアリティだと思う。
こんな奴は一人もリアルに存在しない。
もし存在するなら、自分自身が恵まれてなさ過ぎて
もう映画を観る事が出来ない。
映画は、非リアリティで全然良くて、リアルだとするなら
そのすべての登場人物より劣っている自分が映画を観れなくなってしまう。
それは、とても困る事なので
こんなリアルが存在しないように、こんな幸せな事柄は
宇宙の外側で行われているから許せる。
そんな風に映画を楽しんでいきたいので
普段は、SFかゾンビかアクションしか見ないんだと
再確認することができた。
この映画も、舞台は下北沢で撮影されてはいるが
月よりも3倍くらい離れた光の屈折の多い場所である事を願うばかりです。
次は、「愛がなんだ」的なのを見るつもりなので
どうか、異次元もしくはマルチバースの話であってください。
コメントする