「つまりは女の友情の物語 (極悪ママ友編)」ハスラーズ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
つまりは女の友情の物語 (極悪ママ友編)
クレイジーリッチが上映されてた頃、コンスタンス・ウーの次回作は、「ジェニファー・ロペスとの共演で、男達をだますストリッパーの話」と聞き。結構楽しみにしてました。
台湾系アメリカ人である、コンスタンス・ウー(呉さんですね、漢字なら)が、クレイジーリッチでは結構ネガ評価もあって個人的には残念でした。今回も貶されるんかなぁ。俺、大好きなんですけど。彼女はジェニファーのほぼ一回り歳下ですから、結構なお姉さん。アジアンビューティーってほど美しい容姿に恵まれた訳でもなく、どっちかっていうと「平たい顔族」。頑張ってる姿には声援を送りたくなります。
金のため、生活のため、ストリップバーで働くオンナ達の物語。どうしても貧乏性のせいか、稼いだ金を無駄遣いすんなよ、なんて所帯染みたこと考えてしまって。
「大金騙し取る」って言うから、どんな大スティングかと思いきや。カード搾取かいな、泥酔ぼったくりかいな、あらほらはら…ま、その辺にも、おってですけどね。やられた人、知ってますけどね。ゴルフ場でスキミングに遭った人とか。
ちょっとしたボッタクリは、徐々にタガが外れて行きます。クスリを道具にし、外注するに至れば、これは立派な組織犯罪。一線を超える時の、ラモーナとデスティニーのコントラストは、ストリップバーで働くに至った理由そのものの相違。ただ金が必要だったデスティニーことドロシー。マネーゲームで泡の様にカネを得た男達への応報の意識もあったラモーナ。犯罪ですけどね、彼女たちのやってる事。ウォール街の「金融商品」は犯罪ちゃいますのん?いや、犯罪は言い過ぎた。ですがラモーナは間違った事は言ってないよね。例えば、「ジーサンズ」で消えた年金を巻き上げたのは、ウォール街だし。
もっと早く出会えていたら、違う形で助け合えていたのに。
ホントだね。
どんなナリでも。どんな境遇の、どんな職場の、どんな生き方の者であっても。親友って言えば良いのか、コレ。結構染みました。意外にも。
良かった。好きです、これ。
横川シネマさんはいいセレクトをされてるのでしょうね😳愛着のわく映画館っていいですよねー。私が目下、行ってみたいのがキネカ大森。片桐はいりにチケットもぎられたい!
東京でも映画泥棒もなくはじまる映画館ありますね。横川シネマさん、ぐぐったのですが回数券もあってお得そう😊広島も行ってみたいです。私はオフィスと自宅の場所的に、大体UCかTOHOですが、UCはまあまあですけど、THはお高めですしフリパス終わっちゃったので、皆様に教えていただいた松竹系を開拓しようかと思っています。
109も長いんですね!109は行ったことないのですが、TOHOも大体上映開始+10見てもOKですよね。最近、映画館に行けてないせいで今回はガッツリ予告を見て世の中についていきましたw
コンスタンスさん、第2のルーシー・リューになるんでしょうか。劇中でルーシー・リューって呼ばれてましたが、ルーシーが以前何かの賞を受賞したとき、私が受賞できたのはこれまでハリウッドに挑んできたすべてのアジア系俳優のおかげだみたいなスピーチをしていて、感動的で、アジア系っていうだけで応援したくなっちゃいます。大好きなJLoもヒスパニックですし、今だに訛りがとれないあたりがシュワと同じくかわいいなーと。