「【ウォール街の腐った証券マン達を”美魔女”が華麗に”フィッシング”。 ワーキング・マザーたちの奮闘記でもある。】」ハスラーズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ウォール街の腐った証券マン達を”美魔女”が華麗に”フィッシング”。 ワーキング・マザーたちの奮闘記でもある。】
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ワーキング・マザーには頭が上がらない。
一緒に働く仲間にもワーキング・マザーはおり、彼女たちの働く姿を日々目にし、時折個別に話をするのでその大変さは”頭では分かっている積り”である。(本当は、もっともっと大変なんだろうな・・。)
だから、劇中幼子を抱えて困窮するデスティニー(コンスタンス・ウー)の”就業時間短縮”の哀願に対し、”子供が鼻血を出しても家に帰らずに働いている奴もいるだろ。”と言ってムシャムシャとバーガーを頬張る男には、一発食らわせたくなる。
今作では、冒頭から愚劣な男が次々に登場し、次々に”美魔女”たちに釣られていく。
彼らのおマヌケな姿は、観ていて大変気持ちが良い。
だが、”時代の流れ”に、彼女たちも巻き込まれていく姿は少しシビアだ。
ラモーナ(ジェニファー・ロペス:あのスタイルには、ちょっとビックリである。姉さん、お幾つでしたっけ?。信じられない。あ、私も腐った発言をしている・・。)の計画及び友情が徐々に破綻していく過程・・・。
が、ラストシーンに少し救われた気持ちになる。
それにしても、あのラモーナのラストの台詞は実に辛辣である。
<愚かなる男(含む自分)は、どんなに足掻いても働く女性(含む主婦)には到底敵いっこないのだ、という事を改めて実感した作品。>
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