BOYS ボーイズのレビュー・感想・評価
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【思春期の陸上選手の少年二人の一夏の淡い想いを静謐で美しいタッチで描いた、オランダ映画。】
■陸上部に所属するシーヘルは強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年・マークと出会う。 ある日の練習の後、友達と泳ぎに出かけ2人きりになったマークとシーヘルは、お互いに引き寄せられるようキスをしてしまう。 ◆感想 ・シーヘルやマークが長いストライドで、コートを走るシーンがとても美しい。そもそも、陸上選手の美しいフォームが好きなのだが、この映画ではその刹那のシーンを見事に映し出している。 ・物語に多くな起伏はない。シーヘルの兄エディは不良っぽいが、諍いを起こすわけでもなく、シーヘルたちがリレーで優勝した時には仲違いしていた父と一緒に喜んでいる。 ・マークはシーヘルへの想いを隠さない。戸惑いつつ、その思いを受け入れようとするシーヘルの表情が何とも切ない。彼にはガールフレンドがいるのである。 <ラスト、リレーの優勝をシーヘルの家で皆で祝うシーン。そこにはシーヘルのガールフレンドはおらず、シーヘルは兄のバイクで山の中の細い道を走る。 そして、いつの間にか、シーヘルの後ろにはマイクがタンデムで乗っているのである。 今作は、一夏のボーイズラヴを、静謐で美しいトーンで描いた作品なのである。>
あと30分
どこでこの作品を知ったのか忘れたけど、 予告動画を観て一目惚れ。予告動画を何度も観た。 正直、予告動画がMAXで 本編80分はかなり端折られてる気はしたので、 あと30分くらい間を埋めた完全版が観てみたいなぁ と思いました。 だけど、青春の瑞々しさが綺麗な映像やオランダの自然、 音楽から感じられたし、 何より青春の悩みが凝縮されたような主人公の表情が 印象的だった。 単に俺のこの感情は何なのだろう? と言う悩みだけではなく、 とりあえず付き合ってみた彼女の事、 間近に控えてる陸上の試合の事、 上手くいってない家族の事が絡みあい、 青春映画としてもとても良かったと思う。 一番の見せ場は主人公と相手のラブシーンなんだろうなと 思っていたら、リレーのシーンがクライマックスで そのカメラワークは素晴らしかった。 リレーをクライマックスに持ってくる事に、 ゲイは特別な事じゃなく自然な事だと言ってるように 思えました。 2人でいるシーンも良かったけど4人のシーンが好き でした。 イケメン兄弟シーヘルとエディも良かった。 エディと言う不良兄貴の存在がオランダを舞台だけど 身近に感じさせてくれました。
こんなご時世
自粛だ外出制限だと言われてる中、仕事帰り見に行けて良かったです。このタイミングが無ければ見に行けなかったと思うので。 本当に当たり前の日常にある恋や友情、家族のやり取りを丁寧に描いた作品だと思います。 木々から透ける光や夜の海にさす影…とても綺麗な映像でした。また、使われてる音楽も良くてとても素敵でした。
タイトルなし
15歳、思春真っ只中の彼らの 青春ラブストーリー 川遊びや合宿でのキャンプファイアやらの シチュエーションはベタなのに 懐かしさを感じるし、 あの曲の弾き語りにはあまりの大胆さに おっちゃん赤面したし 10代ってだけで十分眩しさを感じるのに カメラアングルがさらに 輝きを魅せてくれる。 部室でのやりとりのカット割りも印象的。 部室でのやりとりってなんであんなに ドキドキするんでしょうね? まぁ、僕が高校生の頃の部室は 汗くせぇユニフォームとかシューズとか 何故か吸殻が散乱してる汚ねぇ記憶しか ないから余計にそう感じるのか…… めっちゃめっちゃいい! ってところまではいかないんですが 主人公の2人や同級生たちの やりとりがとても初々しいし、 ちょっとだけ純粋な気持ちになれるし、 恋する相手が女子であっても男子であってもこの年代の輝きは一生大切にしたいなぁ なんて思わせてくれる作品でした。
見つめ合う表情に全てが詰め込まれていた。
惹かれ合う瞬間ってなんて素敵なんだろう。 そんな風に思わせる2人の距離と表情、若さと素直さが相まって、トロける様に切ない気持ちが画面いっぱいに広がっていた。 寛容でオープンなマーク、そして同様の雰囲気の家族がとても気持ちの良い存在感だ。 一方で煮え切らないシーヘルだが、そんな彼の態度に凄むこともないマークが清々しい。 好意を抱くという一方的な感情でなく、相手を認め合う様な関係を築ける、そんな恋愛のお手本的に思えた。
なかなかの演技!
でもTVムービーの感じがしますね〜 劇場公開には無理があると思う。 入場者数を見ても分かる気がする ネットで専用チャンネル作る方が良いかと、、、 Love, Simonが良い例だと思う 北欧の映画に有りがちな 脇役の兄と父の行動と言動が?? 主人公の演技に、ちょい胸キュンでした
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