「戦闘意欲向上ウィルス」オペレーション:ラグナロク odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘意欲向上ウィルス
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まあ、ひねってはいるがスェーデンのゾンビ映画、アメリカ軍の生物兵器を輸送中の潜水艦の中でそのウィルスが漏れ港に漂着したことから住民への汚染が始まり、逃げ惑う住民たち、社会派ドラマ要素も意識したのでしょうか欧州で社会問題になっている移民との険悪な関係も織り込んで、共通の危機に瀕した時には啀み合うのではなく団結と友好が重要と説いていました。
ひねりとは、その生物化学兵器は戦闘意欲向上ウィルスで感染者はゾンビになるのではなくその真逆、他人がゾンビに見えて襲うという設定でした。だから、暴れているのは外見は普通の市民、にもかかわらず軍は汚染を止めるために、タイトルのラグナロク作戦、北欧神話の焼き払い作戦、爆撃を決行する。なんでも薬効は24時間と言っていたから自然に終息しただろうに、お粗末な軍上層部を皮肉を込めて描いていました。ひねりは別としてゾンビアクション映画としてみれば月並みで大して面白くはありませんでした。
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