「いい気分に浸れるロードムービーの秀作」ザ・ピーナッツバター・ファルコン エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
いい気分に浸れるロードムービーの秀作
孤独な漁師タイラー(シャイア・ラブーフ)、老人や障害者が生活する施設から脱走したダウン症の青年ザック(ザック・ゴッツァーゲン)、そして施設の看護師エレノア(ダコタ・ジョンソン)の3人による青年の夢をかなえるための旅。
アメリカ南部の水が豊富で広大な自然の中を、叶うはずもない夢に向かって前進する。彼らの目的地は「人間の尊厳」だったのかもしれない。
これはポジティブで温かなバイブレーションが心地よいロードムービーの秀作。ラブーフは過去一渋いし、ダコタの魅力は半端ないし、いい気分で帰路についた。
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