グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇のレビュー・感想・評価
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そんなにモテたら、お金続かないよなあ
なんか、やっぱり太宰はナルシストなんだと改めて思う。 多分、それを踏まえて、この未完の小説の映画化に臨んだのだと思った。 読書芸人さまさまですね。 実は、太宰の人生自体が、喜劇なのかもと。 ただ、映画としては、もうひと工夫必要かなと思いました。 あっ、大泉さんも、小池さんも良かったですよ。それに、緒川たまきさんも。
軽々とボディスラム、地獄落とし。
なぜにだみ声!?と思いつつもストーリーに引き込まれ、こりゃ大泉洋でなくても惚れちゃうでしょ!てな雰囲気の魅力的な女性。小池栄子の存在感は『20世紀少年-第2章』以来かな~てなくらいでした。 10人以上の愛人がいるのだが、疎開中の妻子のために女たちとは上手に別れなければならない。小説家の漆山に相談すると、「すごい美人を見つけて嘘の女房になってもらい、愛人宅を一人一人歴訪する」などという意見。それをそのまま実行する物語。 グッドバイの意味が最後にわかる大胆な脚本。それにしても戦後混乱期の間にこんなのんきなことをやる男もいるんですね。兵役にとられなかったから、女は選び放題みたいな。戦後苦労している人たちをバカにしてるんじゃないかとも感じた。しかし、遊び人に対するしっぺ返しは食らうもんだ。痛快さも感じられる終わり方でしたが、濱田岳の存在感もあったな~
ダブル主演で熱演の二人
大泉洋ちゃんが好きなので観に行きました。小池栄子も存在感半端ないです。二人が頑張っている大人のラブ!?コメディ。劇画チックな演出もあり、色々と笑えました。それが狙いだったのかな?脇役も面白キャラクターばかりでした。時代背景が良かったな。 大人の恋って遠回りだね~。 大泉洋のフアンなので+0.5ポイント。 先週「グッドライヤー・・・」をみて重かったから、今日の「グッドバイ・・・」は軽くって、心のバランスがとれました(笑)
軽いタッチで身構えす観ればいいかと…
番宣で綺麗な女優さんたちと大泉洋さんの掛け合いが面白そうだったので時間潰しに(失礼!)観ました。可もなく不可もなくって感想ですね。 もとが舞台作品の映画化らしいですが「なるほどな!」って感じですね。観てはいませんが舞台の方がもっと面白そうかなって思いました。舞台俳優のセリフ回しがより合いそうかなって。 大泉洋さんは言うまでもなく小池栄子さんがいい味出してました。あまりいい評価ではなかったですが『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも篠原涼子さんといいコンビでしたし、今回も大泉洋さんとの掛け合いは楽しませてもらいました。 また濱田岳さんの『金(かね)太郎』ぶり、いいですね?ただで見事に占ってくれる占い師(最近は副業でアンパンマンやってる?)は何だったんでしょうね?! 『八日目の蝉』や『クライマーズ・ハイ』の成島監督の作品なので何か意図していたのでしょうが、みなさんも書かれている通りあのダミ声は???って思ってしまいました。 でも機会があれば舞台版を観たくなりました!
僕・・・
35本目。 脚本はいいと思う。 作家のお手伝いにも手を出してれば面白かったけど。 でも演出なんだよな。 分かりやすいし年配向けなのかも知れない。 実際お客さんも、ほほ年配だったし。 監督が、そう演じて欲しいとはしてるだろうけど作り過ぎかな。 もっと普通でいい。 小池栄子は途中で、僕ドラえもんって言うのかと思った。
【男に翻弄される女達、女達に翻弄される男の可笑しみ溢れる物語。女優、小池栄子の凄みを再確認した作品でもある。】
最近、昭和レトロスペクティブ感溢れる邦画コメディの秀作、佳作が良くスクリーンにかかり、嬉しい限りである。
今作も、その流れを汲んでいる。
太宰の遺作をケラが舞台化したことは知っていたが、こう来たか!というのが正直な感想。良い。
田島の情けない姿、彼を取り巻く美しき女性達。皆が田島に振り回されたと言うが、何だか嬉しそうである。
田島を演じた大泉洋は安定したコミカル演者振りで良い。
圧巻はキヌ子を演じた小池栄子である。闇市で稼ぐ大食い女からのあの変身振り、あのダミ声・・・。
いやはや、濱田岳の金歯の輝きも色褪せる凄さである・・・。
そして、終盤の健気な姿。
田島を偲ぶ会で、他の女達があっけらかんと"過去の人"を語る姿に対し、途中で言葉に詰まるシーンや、あの可笑しくも、涙するシーン等流石である。
〈大切な人は意外と側にいるという王道パターンだが、それが良い。巨匠、成島監督、コメディ路線もいけるではないか。〉
大泉洋ありきの昭和ラブコメ
大泉洋がそのまま。当て書きされたようです。 面白いし、憎めない、所々カッコイイ。コメディと真剣さのバランスが絶妙。まさに、大泉洋だなと。 小池栄子はいいんだけど、なんで声色変えるのかな、、、気になって好きになれなかった。私にとってはここが肝で、気になって気になってしょうがない。何か意味があるのかと思っていましたが意味ないのね。声色なんか変えなくても、十分、パワフルで綺麗でキヌコのイメージ通りなのに、、、と。番宣での2人の掛け合いの方が何倍もしっくり来ます。 全体的に昭和の話で、演出も昭和。 キャラが強すぎて演出過多のような気もしますが、誰でも楽しめるラブコメです。 舞台や演劇だと思えば受け入れられます。 最後の方は一気に予想外の展開になります。好みが別れるかも。 全体的にに大泉洋ありき、大泉洋じゃなかったらと思ったらゾッとする。
仰々しい台詞回しとダミ声を受け入れられれば!
原作も舞台版の方も知らないまま鑑賞。そもそも舞台の映画化だという情報さえ知らなかった。 仰々しい台詞回しや小池栄子のダミ声に、猛烈な失敗した感に襲われたが、不思議なもので徐々に慣れてくる自分にビックリした。というか徐々に台詞回しもダミ声も弱まってきたのかも。 なるほど、元々舞台なのか。それなら色々と納得する。最初は失敗した気持ちさえあったのに結局かなり笑ってしまった。そして、意外な展開に驚かされた。 あ!でも根本的な違和感について触れておかなくては。絶世な美女で小池栄子?(いや、キレイだけど)、橋本愛や木村多江の方がキレイだと思ってしまう。いや、個人的な趣味の問題だけど。
とても上質なコメディです。
愛人を追い払うという物語ですが、戦後すぐという設定、太宰の原作というところだが文芸雑誌の編集長という設定、がさつながら何となく可愛い衣子、全ての設定がマッチし更に配役もいい。これらが相まって上質なコメディを作り上げているところに共感が持てます。 だからとても楽しいコメディとして観れました。 下品になりがちなドタバタのコメディではありますが、どこかほっこりとして楽しんで観ることができます。 家族で行っても楽しめる映画です。 ほっこり、でも楽しく時間を過ごしたいのなら、ぜひおススメします!
画面いっぱいの小池栄子さん!これから観られる方へ☆
舞台を拝見した時は小池栄子さんの表情までは見えなかったので、今日は画面いっぱいの美しい小池栄子さんに涙が出ました! とっても素敵な作品です! 登場人物に一切無駄がなく、俳優の皆さん一人一人が本当に素晴らしい! 大泉さんと小池さんのラストシーンが大好きです☆素晴らしい時間をありがとうございました! ☆これから観られる方へ☆ 余計なお世話ですが、キヌ子のカラス声が一部の方に不評なので、私がパンフレットを読んで感じたことを、これから鑑賞される方にお伝え致します。 (キヌ子のカラス声は太宰治の原作に基づくものと監督が舞台挨拶でおっしゃっていました) キヌ子は親に捨てられ孤児院で育つ。 12歳の時に孤児院の院長に襲われそうになり、焼酎のボトルで頭を殴って逃れるが、それ以来男性不信になり、一度も男性とお付き合いをしたことがない。 14歳の時に孤児院を出て、農婦や砲弾の生産など幾つか職を変えながらも、子供の頃から力仕事をさせられてきたことで培った体力は人一倍だった。そして東京に戻り、食糧を仕入れて闇市まで運ぶという担ぎ屋の仕事が始まる。 戦後の混乱期のなか、男性に負けず女性が一人で生きて行くには、並大抵ではない努力と苦労があったのだと思います。 担ぎ屋で渡って来れたのも、女を売りにはしないが、持ち前の明るさ、威勢のよさで周りの人に認めて貰えたからこそ。 あのカラス声は、そんな時代を生き抜く キヌ子の愛嬌?みたいなもの・・・ 私はそう理解することにしました。 まだ本気の恋を知らないキヌ子には、好きな人の前では声色が変わる・・なんてこと、 田島に出会うまでは未知の世界だったのかと思います。 長くなりましたが、優しい気持ちなれる素敵な作品です。 私は舞台のラストよりこちらの方が好きです。ご夫婦やカップルにもお勧めです☆
期待を裏切らない面白さ❣️笑える❣️
期待を裏切らない面白さ❣️ 全体を通して笑える❣️ 始まりから最後まで、ストーリーと展開が問題なく凄く良い。 作品の作りが良い。 大泉洋さんと、小池栄子さん、かなりいい味を出している。 他の出演者達も皆んないい演技をしている。 笑いたい人には必見の映画❣️ 満足度100%❣️
チカラ技
舞台の映画化なので、唐突だったり大袈裟だったり。 ガサツな女を表現するための小池栄子のだみ声は、 はじめは「ダメだこりゃ」と感じたが じきに受け入れていた。 これが舞台演劇のチカラ技か。 喜劇に不可欠な人情ホロリもある。
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