バッドボーイズ フォー・ライフのレビュー・感想・評価
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ようやく三作目にしてウィル・スミスがクレジットトップに
レジーが出て来ただけで満足
僕は“マイアミ黒人漫才コンビ”としてのバッドボーイズが好きだ。
「はいどーもー!マイクです!」
「マーカスです!2人あわせて」
「バッドボーイズです。」
「ちゅうてね。ところでキミね、ちょっと飛ばしすぎちゃう?」
「いや、こんなん普通やで。」
「ほんまかいな、でもボクもうゲーしそうやで。」
「それはあかんがな、このクルマのシート革張りやねんで。ガマンしなさい。」
「ほな歌って気ぃ紛らわすわ。♪バッドボーイズ!バッドボーイズ!ワッチャガナドゥ〜!!」
「オイ!何恥ずかしい歌うとうてんねん!やめーや!」
「あ、やっぱ吐きそうやわ。」
「あかんて!じゃあスピード落とすわ」
「あと4分しかないねん、急ぎぃや!」
「どっちやねん!!」
みたいな感じで冒頭数分の「ショートコント:乱暴運転」が観れただけでもう、モト取ったようなもんだよね。
バディもの、刑事もの、高カロリーアクションもの。いろんな要素が楽しめる映画だけど、僕は“マイアミ黒人漫才コンビ”としてのバッドボーイズが好きだ。
本作では、「ショートコント:乱暴運転」が、冒頭のツカミとクライマックスのサイドカーシークエンスで2回も楽しめてオトク。
ボーイズ?
楽しく鑑賞。
相変わらずのバディ感を堪能するものの、爆発力が弱まってた感じ。
アクションは多彩で純粋に楽しい。
カーチェイスもそうだけど、敵のリーダーと初めてぶつかる下りなんかはテンション上がる。
ただ、やはり寄る歳波には抗いようがなく、劇中でも散々ロートル扱いされる。
世代交代を匂わす台詞もシチュエーションもあって幕引きも近いのだろうなぁ、と。
だけど、それすら前フリでラストはガキ供がドン引きするくらいの事やってくれるのかと思ったけどそおでもなかった。
どちらかと言うと分別のある雰囲気だった。そこら辺りに爽快感が足らず爆発力がなかったなぁと。
続編の構想もあるらしくネタフリはされてはいるものの、期待値としてはあまり高くなく…どおにも込み入った親子関係の話になりそうで、シリーズ的には一旦ピリオドな感じだ。
にしても、マイアミってロケーションは相変わらず美しく魅力的で、それと対比されるメキシコの混沌とした感じが素敵。
現実を投影しすぎちゃうと洒落にならない部分も多々あるとは思うのだけど、お芝居の舞台としては申し分なく…黒魔術みたいな世界観を背負えるくらいの深さがあった。
安定の面白さ、絆、グッときた
ツッコミどころ多い?上等だよ!それが「バッド・ボーイズ」
文句なし
おじいちゃんでも問題なし
楽しかった。久々のブラックミュージックにテンション上がった。息子のジェイデンも音楽で参加していたのね。良い良い。
さて、最近のウィルスミスの作品は??の物が多かっただけに、これは期待を裏切らなくて本当に良かった。最新のITを駆使する進化した場面もあり、若者のカッコ良さがそれはそれで唸る程セクシー。クラブのシーンも最高!そして、そこをうまく取り入れて新しい作品として大いに盛り上げてくれていた。だけど、おじいちゃんになってもウィルちゃんはポルシェでかっ飛ばして登場、ジャケットヒラリで良い匂いと加齢臭が入り混ってそうなのがまた良い。アクションも、キレキレじゃないところに上手に歳を取っているセクシーさを感じた。最近ご無沙汰だと嘆くマーカスは、それはそれで年寄りの悩みだなって共感できる。奥さんの車が日産なのも現実的だったし、日産がペシャンコになったところがメッチャおかしかった(失礼)。年齢など隠さず、それでも信頼できるパートナーと命をかけて戦う‼️素敵!一つだけ?だったのは、犯人の素性のくだり。無理やり感が残ったので星4つ。
ウィル・スミスはこうでなくちゃ!
冒頭から派手なカーチェイスでかっ飛ばしてくれて、期待どおりの立ち上がりでした。その後も、銃撃戦ありバイクチェイスありで、見応え十分でした。そんな緊迫感漂うシーンの真っ最中でも、マイクとマーカスの会話がとにかく楽しかったです。口では不満をぶつけ合って、散々に罵り合っている二人ですが、その言葉の裏にある絶対的な信頼感が生み出すコンビネーションに、強い絆のようなものを感じました。
ただ、二人の会話の中に、時おり過去のエピソードに絡んだ、知ってて当然のような内容がありました。なんの予備知識もなく鑑賞したため、そこで初めて「前作があったのでは?」と気になり、あとで調べてみたら、やはりありました。しかも、本作はシリーズ3作目でした。過去作未鑑賞でもほぼ問題なく楽しめましたが、やはりマイクの過去や若かりし日のマーカスも気になるところ。機会があれば過去2作品も鑑賞してみようと思います。
ストーリーとしては、刑務所を脱獄した女が、息子を使ってマイクたちに復讐するという単純なもの…と思わせて、そこから一波乱あるのがなかなかおもしろかったです。クライマックスも熱いものを感じましたし、ラストシーンもひょっとしてこれは!という感じで、最後まで楽しめました。途中でジェミニマンを思い出しましたが、本作の方が断然おもしろいと思います。
ウィル・スミス、マイアミ、ポリスとくれば、こういう作品になるよね!という期待どおりの作品です。つべこべ言わず、何も考えずに没入すればよし!って感じです。
主人公や面白いキャスティング、派手なマイアミやシックなメキシコの景...
熱いものがこみ上げてきた!
楽しくないし、残るものもない
ハリウッドのB級作品である。お決まりのカーチェイスなどのアクションが長くて後半はアクビが出た。一作目と二作目を観ていないと面白くないという話があったが、観ていても大して面白くなかったと思う。
ウィル・スミスが好きなので鑑賞したが、十年一日のありきたりのアクション映画であった。ウィル・スミスは前作の「ジェミニマン」でも自分の分身のような人造人間と戦っていたが、本作よりは人間のアイデンティティに対する世界観がしっかりしていた。対して本作品の敵役であるアルマンドのキャラクターは人間的な深みがない。
主人公がレベルアップ済みのRPGをゲームしているみたいに物語が進み、ラスボスを倒して終了というお手軽、お気軽な作品である。当然ながら主人公の成長もないし、世界の問題を訴えかける訳でもない。かと言って楽しく鑑賞できるほどウィットに富んでいたりエスプリが効いているのでもないし、ぶっ飛んだギャグがあるということもない。観て損をしたとまでは思わないが、残るものはなにもなかった。
たまげた良作だった!
17年ぶりの復活、ノーガードで予告編見て、あまり期待出来なかった。よくある久々続編の失敗作のイメージを持ってた。しかし、こいつは、こいつは....嬉しい誤算だった。まさに、17年前まんまのバットボーイズ。ウィルスミスの原点作品を見事に復活させた。まさに、お帰りウィルスミス、な気分。
マイアミの太陽光を巧く使った渇いた色合いに、粋なミュージックにド派手アクションの連続。そして終始コミカル。撮影も凝ってるし、ストーリー展開も飽きさせない。
観てるうちに、その雰囲気に、数々のブラッカイマー作品(トップガン、リーサルウェポン、ビバリーヒルズコップ、アルマゲドン、デイズオブサンダー...)をも思い出したが、決して古くささを感じなかった。
シリーズ全部で良い味出してた上司警部が殺されたのはビックリしたが、後半の反撃爆発力には必然だったと納得。
この成功は、本作のさらなる続編期待含め、カリビアンシリーズで徐々に失速していったブラッカイマー作品が今後(トップガン続編含め)再び輝く時代が来る予感がしてならない。
このコンビが良い
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