脳天パラダイスのレビュー・感想・評価
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生きてる世界が違うのか
父親の借金で豪邸を手放すことになるが、引っ越しの前日、娘はSNSでパーティを開くので集まれ、とのメッセージを発信する。
集まってきたのは色んな人たちで、幽霊まで含まれている。
あっけにとられているうちに終わりました。
何も、わからない…
たった1点理解できたのが、「何も変わらない」ということ。
作品の登場人物たちはこのパーティ参加前と後では、何も変化していないが、妙な満足感または納得感を感じて散っていく。
そこに関係性もない。
ただそこには、「切っても切れない何かがある」というようなメッセージを感じたように思う。
タイトルに惹かれ
みたいみたい。と思っていたがみる機会を逃していた映画🎞ようやくみれるので!とにかく頭空っぽにしてみるぞ!と意気込みからにして感じた事は、正にこのコロナ禍騒動真っ只中な世の中そのまんまじゃね?って事だった。人は楽しく人生を生きたいものだが楽しさのみを是として、楽しくないことをみなかった事にし、随分と恐ろしい怪物を生み出してきたのだと思う◎見た目で決めつけ、聞いたことで分別し、本当に自分の感覚で今を生きているのだろうか?と何故か哲学的問答へと至るみたらキマる映画🎬皆んなみよーぜ:)
【極彩色エロティックシュールダンスフェスティバルムービー。滅多に観れない"逝っちゃっている"映画です。】
- 昨年、秋に公開された際には、怪しすぎて観賞見送り。
地元のミニシアターで上映されると知り、恐る恐る観賞。-
◆感想(この作品に感想は必要ないかな?)
・ストーリー展開が、破綻しそうでギリギリ繋がる綱渡りなのだが、妙に面白い。
- 劇中のお祭りで、綱渡りの人いたなあ。-
・全然知らない人達が、拡散したツイッターに惹かれてドンドン集まって来るシーンから、結婚式、マサラムービーダンス、そして盆踊り、お葬式・・。
- え~と、何の映画だったかな?-
・不思議なトリプルセックス・・・。あのおばさんに顔を舐められるのは、ちょっと嫌だなあ。すいません🙏。
- それを見ている亡くなったお爺さんとお婆さん・・。シュールな画だなあ。-
・お葬式の焼香の香に、ハッパが使われちゃって、皆仲良くトランス状態に。
- 良く考えたなあ、アノ展開。-
<この映画が嵌まる人は、ちょっと危なくて変だけれども、"お祭り好き"じゃないかな?と思った作品。
"町田康"の作品の匂いが少ししたかな?>
<2021年8月22日 刈谷日劇にて鑑賞>
バキバキに脳が整う…ってこういうことか!
あー!バッチバチに決まった…!ヤバいこの中毒性!カオスに次ぐカオスをくぐり抜けるパラダイス!最高かて。
説明しようのないカオス。強いて言うなら…冠婚葬祭?世にも奇妙な作品だけど、きちんと脚本があってまとまっている。故に面白い。じゃないと悲惨な作品になっている。そこを面白くできるのだから、天才の領域だと思う。SFにサスペンス、ラブロマンスに親子愛…。すべてを超越する異次元の作品。最後はホントにキマる。凄い。
そこに集まる豪華なキャスト。異端な作品に強力すぎる援軍。南果歩にいとうせいこう、新鋭の小川未祐など…全く持って容赦ないメンツ。あんなメンツでやることじゃないだろ!と思うが、あんなメンツだからこそできる事でもある。しかも『街の上で』のマスターが割とヤバい役で出てて、それだけでもう幸せ。また観たいな…。
一晩寝かせると言葉が溢れないタイプなので、また観て思い切り書きたい。好きすぎる…。
外道で罰当たりな混沌を見る悦び
支持。
山本政志、幻の快作アトランタブギから変わらぬ驚異の熱量。
結界内の文明以前の呪術的祝祭の夜は生死の境も曖昧になる、か。
押井守のうる星やつら的な猥雑感は錯乱坊(柄本明)が居るからか。
外道で罰当りな混沌の奥に深淵な撮る動機を感じ取る悦び。
細かいこと考えず楽しみましょー!
途中からトリップしまくりで
次々と思いもよらない出来事に驚き&大爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
言葉で語るよりもとにかく観て、
ツボにハマった所だけでも楽しんで!
色々おもしろエピソードあるけど、
私が条件反射的に気付いたら笑ってたのが
結婚カップルのアイスピック姿です。
何がツボったのか、自分でも不思議なんだけど
アイスピックが刺さってからの2人のシーンでは
めっちゃ笑ってた。
突然現れた珈琲屋でニート兄がバイト始めたり
一妻多夫制とか言ってコーヒー飲んで和んでたり、
枝になった息子とか
結婚式から急展開のお葬式とか·····
全編通して発想がほぼキ○ガイじみているので、
受付けない人も多いと思うけど、私はハマりましたw
色んな非日常を見せられて、
いきなりミュージカルの様なダンスに、
ウルトラマンみたいな怪獣
まさに私の脳内で【ととのう】現象が起きました。
きっとこれを『脳天パラダイス』と言うのかな?
こういうの超好き
いろんな要素がごっちゃ混ぜになってちゃんぽん酒みたいな感じだけど、後味に気持ち悪さは残らずふわふわとした高揚感が残った。どんなサイケトリックな世界かと思っていたけど、映画の内容についていくのに精一杯でもうひたすらに楽しめた。次から次へと「そうきたかー!」って感じだった楽しい。語彙力。
見てみ、飛ぶぞ
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借金のせいで引っ越すことになった家で娘がパーティーするというツイートをしたら次から次へと色んな人が来てカオス状態になる映画。
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とにかく次から次へと訳の分からない出来事が起こりまくる、大麻を作ってる男に、ゲイの国際カップルに、謎の中国人に、変なモンスターに、木の棒に変えられた男の子だったり、それぞれがなんの説明もなく意味もなく起こる。
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この映画がもうずっとクスリやってるようなものなので、頭を空にして流れに乗りましょう。とにかくこの映画を撮った監督がまじでクスリやってそうで怖い(笑).
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それぞれ突き詰めればひとつの映画になりそうな人達が集まってくるんだけど、それを全部適当に描くとこうなるんだろうな(笑).
半年に一度くらいなら、寝起き前に、見てみたい夢
作品タイトルから始まって、お終いまで、コメディ・ファンファーレですが・・・・・、
大丈夫です、その期待は、決して、裏切られませんでした。
一見、登場人物や出来事はバラバラの設定なのですが、キャリアを重ねられた俳優さんの誘導に従いながら、「これ、毒(??)」とも捉われがちなテーマでも、その「棘」の部分が、上手く、丸められていて、最後まで、同じ方向を向いて走り続けていた、95分間でした。
不思議と、テンポ良く、笑えて、テンポ良く、元気が湧きだしてくる作品です。
【🧠の中を覗いてみる】
これ、Tw-tt-r とかFa-ebo-kなんかのSNSワールドの…、そして、そこに住まう、特定の、一部の、だけど、ちょーめんどくさい人々を比喩的に表現したお話かと思う。
特定のアカウントや、#にいつのまにか群がって、ギャーギャー。
群がるのは理由があるわけではない。
そこに、アカウントや#があるから。
行き当たりばったりで、思いついたことを思考のフィルターなど通すことなどなく発信し、論点など考える余地はもとより、語彙も足りないから、短い文章で、真意など伝わわるわけなどない。
物事の好き嫌いを思想だと勘違いしている可能性は大で、実は思想も何もないのに、信念だけはあるような振る舞いだけしてみる。
何か不幸が降りかかれば、それは全部人のせい。
自分自身を振り返ることなど皆無。
分からないことは、ググれば出てくるから、勉強なんかしないし、ググって出てくるだけなのに、なんか自分は頭は悪くなくて、やれば出来る子ちゃんのように感じている。
だから、突っ込んだ話題になると思考停止して、死んだように黙り込む。
或いは、脳死になる。
ゲームオーバー。
目の前にあることに対応するのに精一杯で、周りを見渡すことなど出来るわけもなく、思考停止して、死んだように黙り込む。
或いは、脳死になる。
ゲームオーバー。
ちょっとしたトレンドには敏感で、それに乗るためだったら、よく分かってないけど、LGBTQも議論はしてみて、好き嫌いだけ表明する。
一方、女性の社会進出に議論が及ぶと、フェミと言って嫌悪する、
LGBTQと女性の社会進出を同じ目線で語らないことを矛盾と感じ取る能力が欠如している。
SEXは好きかもしれないけど、相手を口説いたりできないから、基本は妄想するだけ。
配信で観るのは、極力頭を使わないアクション作品が多く、いつのまにか自分も主人公のように強いと勘違いし始めている。
場合によっては、ふわっと高くジャンプだって出来るのさ。
霊感とか、超能力には興味があって、いつか自分は神に救われると信じている。
ご先祖さまにも見守られていると強く信じている。
だから、同じことを繰り返す。
饗宴が終わっても、振り返ることもないし、当然反省もないから、また、同じことを繰り返す。
この作品、そんな目線で見れたら、楽しいかもしれない。
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