「向日葵に託す明日への光」種をまく人 hugoさんの映画レビュー(感想・評価)
向日葵に託す明日への光
この世界ではなかなか生きるのが難しいと目されるも根底には不器用さと寡黙のうちに弛まず流れる優しい人々のあたたかみが常に流れる難しくも救いそのもののような映画。
要所であらわれる美しい映像とじっくりと対象と向き合うカメラワークは丁寧に命をたちあげる。
向日葵が死んでいった幼子の生命の象徴であるか、いや 罪を被った光雄の祈りそのものか。
世界各国で賞を受賞したとのこと。インディペンデント映画でここまでのクオリティを出し、仕上げるのは監督や映像監督などセンスといいべきか。そこもまた驚きの一つ。
上映館が少ないのが残念、上映館 上映時間ともに増えますように。
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