「このテーマをここまでポップに描き切るとは」2人のローマ教皇 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
このテーマをここまでポップに描き切るとは
あまり馴染みのないテーマゆえ本作にはハードルの高さを感じていたが、第92回アカデミー賞3部門ノミネートとの高評価にて鑑賞。
観始めると意外や意外、本作とはオープニングからすっかり打ち解けることができた。
白と赤のコントラストが映える鮮やかな映像と、まさかの「ダンシングクイーン」まで織り交ぜてくるポップな音楽、そして全く畏まらないテンポ良い会話等々、めちゃめちゃ観やすいではないか。
ある一定のシーンが長く続いたりするのだが、色々な角度から楽しめるから全く飽きない。
本作でもアカデミー賞にノミネートされた2人の演技はもちろん観応えあるのだが、ノミネートされなかったものの脚本の力も観逃せないと思う。
そしてカジュアル度マックスのラストシーンからのエンドロールへ。
このテーマをここまでポップに描き切るとは…お見事!
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