「血の流れないタイマン」2人のローマ教皇 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
血の流れないタイマン
カトリック教会のことなどダビンチコードで得た知識
くらいしか知らなかったけど、
ローマ教皇って自分を律してお堅い人かと思ってたけど
とても人間臭く描かれてて、
全く相容れない2人が、口論と言うタイマンの後に
親友になると言う構図はまるで
不良漫画だなと思いました。
アンソニーホプキンスもジョナサンプライスも
とにかく可愛らしい。
エンドロールのサッカー観戦なんて、
はしゃぐ2人をいつまでも観たいくらい。
ドイツ人とアルゼンチン人と言う2人から始まって
素晴らしい着地点だったと思う。
ベネディクト16世が全く考えの違うベルゴリオを
バチカンに呼び寄せた事、これが全てだと思う。
人はいつでも変われる。
妥協ではなく変われるんだ。と言う素敵なメッセージも
受け取りました。
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