「神父も一人の人間」2人のローマ教皇 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
神父も一人の人間
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信仰している宗教が全くなく、あまり宗教に詳しくはないが、ベネディクトとベルゴリオの二人の会話を楽しむことができた。
保守派のベネディクトと改革派のベルゴリオは本来は価値観としては真反対の人間である。そのためベネディクトとは当初はベルゴリオを一方的に毛嫌う態度を取るところから始まる。その時点から彼の人間味あふれる姿が見え始めるわけだ。
その後ベルゴリオが辞職を提出しにベネディクトに会いに行く事をきっかけに、彼らが会話を交わすのだが彼らも司教の前に一人の人間である。サッカーも好きであれば、ピアノも弾く。ビートルズが好きであればピザも頬張るように食べる。
神格なる職業であるが、人間味あふれる一面をとても楽しむ事ができた。
神父を取り扱う作品は日本ではあまり身近にある存在ではないため、しっかり理解をできてるかどうか不安にも思うが、この作品は彼らの会話を楽しめる作品のため気軽に見ることができる気がする。楽しかった。
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