「ハードルが上がりすぎてしまったゾンビもの」ゾンビランド ダブルタップ バフィーさんの映画レビュー(感想・評価)
ハードルが上がりすぎてしまったゾンビもの
『ゾンビランド』の時は、まだゾンビをテーマとした自由度の高いストーリーやお遊び度というのが、まだ目新しかったのに対して、今では映画はもちろん、ドラマもゲームもゾンビものは自由度が高く、ホラー・ジャンルだけに留まっていないジャンルになってしまったわけで、今『ゾンビランド』の続編と言われても...という感じになってしまうし、俳優自体も例えばレオナルド・ディカプリオとかシャーリーズ・セロンなんていう
「今じゃこんなおバカ映画に出ないよ!」っていう超中堅俳優陣が揃うというのなら、ゴージャス感はあるのだが、ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンのメンバーだと...そこまで感動もないというのが正直なところ。
別に悪い作品ではないし、これが前作の2年後の続編だとしたら、全然アリなのだが、続編企画を伸ばしに伸ばして10年後でこの続編というのは、何だか物足りないし、関係性があまり進展してない。
結婚して離して再婚して今度で3回目のプロポーズとかにしてれば、腐れ縁感が増したと思う。
あとアビゲイル・ブレスリンがちょっと太り過ぎてるせいか、正面からのカットがあまりなくて、少しでも細く見える斜め顔カットが多すぎる。
自由度の高いゾンビものというならNetflixのドラマ『デイブレイク』がおすすめ
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