Thunderbolt Fantasy 西幽げん歌のレビュー・感想・評価
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浪巫謠
初めてテレビシリーズを観た時に度肝を抜かれた作品。
以来、普段フィギュアなど買わない私が魅せられ人形に応募するほどのお気に入りの作品である。
相変わらず、これが人形劇かと思わせてくれる高いクオリティの作品。
観る度に映像が進化していているから素晴らしい。
今回は浪が主人公と言うことで生い立ちが描かれていたが、冒頭の歌声で、あれ?西川さんじゃないなと思っていたら突然の声変わり笑
浪の母はスパルタで浪が可哀想になるぐらい厳しかったけど浪は、それを受け入れ母に応えようとしてる感じだったから虐待されてる様には私は感じなかったかな。
歌だけじゃなく剣術も教え出した時は、このお母さん一体何者なんだと思ったけど、その凄さの割りに意外とあっけなく死んでしまったな…謎多き母だった…
西川さんの声をして、おぞましい、もののけの声と言う母の言葉は、なかなかのものがある。
新キャラの天命が強くてまた可愛い。
このシリーズはアニメのフィギュアの様な人形が命を吹き込まれた様に動くのが魅力の一つだと思う。
一期、二期にも女性のキャラクターはいたが、この天命は個人的に一番魅力的に思えた、戦い方がカッコいいからと言うのはあるかな。
そんな天命の見せ場。
浪とのデュオを彷彿させるシーン、歌いながら踊るように敵を屠る彼女は強く美しく魅力的だった。
そして真打ち登場、殤不患!
殤の登場シーンは、いつもずるいぐらいかっこ良すぎる!
殤に天命、二人の存在感を出しつつもやっぱり本作の主人公は浪だと、その見せ場のバランスが絶妙だった。
そして最後の念白、完璧である。
殤と浪の出会いに魔剣目録と西幽から東離へ一期に向けて物語が繋がっていく…あの人の語りも粋な計らいだ。
殤がボロを着る事になる物語もまた観てみたい…天命は何処で何をしてるんだろう生死が気になるけど生きてて欲しいな。
まだ観たことない方は是非一度テレビシリーズから見て欲しい
三期が待ち遠しい!
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