「ベストセラー児童書の映画化!」スケアリーストーリーズ 怖い本 だいふくさんの映画レビュー(感想・評価)
ベストセラー児童書の映画化!
やはり児童書が原作ということもあり、ホラーという面での恐怖はあまり見られません。むしろダークファンタジーを観ているような感覚でした。ライトなホラーと言えるでしょう。
その理由は、やはりクリーチャー達の登場でしょう。本作は不気味ではありますが愉快ともいえるクリーチャー達が登場するからだと思います。緊張するシーンや大きな音で驚かせるシーンもほぼなく、愉快さを楽しみながら見れたホラーでした。
舞台は1968年という時代感や学生たちが主人公の青春ホラーなのに下品さは全くないところも好感が持てますね。年齢制限が無いのも納得です。ただ子供が観ると非常に怖いと思いますし、恐らくトラウマになると思います。でも、怖さという感覚を体感できるにはぴったしの映画ですね。(昔は普通にTVでホラー映画が放映され子供ながらに怖さを体験しトラウマとなった記憶が懐かしい)
怖さ度合、ユーモアさなど総じて、ギレルモ・デル・トロらしい映画だなって思える作品だったなっという感想でした。グロや下品さを表に出さない、こういうホラーもたまに見るのもありじゃないかなって思わせてくれる作品でした。
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