「北斎は変わりゆく世の中を見たかった。」HOKUSAI しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
北斎は変わりゆく世の中を見たかった。
浮世絵師 葛飾北斎。描きたい物をかく。という信念で一生涯描き続ける。見える物を描くのではなくて見えない目の奥に感じる物を書く。
自由に描くこと。自由に執筆することが難しい時代だった。北斎はいつか時代が変わっていくことを望んでいた。変わる世の中を見たかったのだ。
描いて世の中を変えることができると信じていたが変えることは出来なかった。
波の絵は独特で波が生きているかの様。
柳楽、田中の迫力のある演技が素晴らしい。
時代背景を重点に描いてる。絵師の絵の方ももう少し見たかった気もする。
北斎の絵は何故か惹き付けられる。
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NOBUさんのコメント
2021年5月29日
今晩は
”アニメの百日紅”ってあるのですか!
初めて知りました。観る機会があるかなあ・・。
今作は、とても良かったのです。
随分前に、杉浦日向子さんの「百日紅」を読んでいたのも、面白さを後押ししてくれたのかもしれません。”お栄”のいきなりの登場にも違和感はありませんでしたし・・。
その辺りが、評価が分かれている要因なのかなあ・・と思った作品ではありました。