「酸いも甘いも見繕って」みをつくし料理帖 ryo_maさんの映画レビュー(感想・評価)
酸いも甘いも見繕って
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元のドラマ版は未視聴で鑑賞。田舎の映画館といえど180席の座席が4席しか埋まっていなかったのは残念です。
劇中に出てくる料理がどれも美味しそうでお腹がすごい空きました。ところてんを黒蜜で和えたものは食べたことはないのでいずれ食べてみたいなと思います。
ただ悪サイドの描き方が陳腐というかなんと言うか…あまり出す必要性は無かったんじゃないかなとも思います。店に放火したり、チンピラで客除けをしたりするくらいの邪魔しかしてないので物語が少しだけ停滞した感じです。あと一部役者陣のオーバーすぎる演技が合わなかったです。ギャーギャー騒ぐような場面じゃないのに騒いでいるので、鬱陶しかったです。
それでも松本穂香さんや中村獅童さんの演技力に見事に引っ張られて物語から美味しさが伝わってきて良かったです。映画としてやるのが難しかっただけで、ドラマ形式の方が活きた作品だなと思いました。お粗末。
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