「人種差別の壁の先にある物は⁈」ジョジョ・ラビット Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)
人種差別の壁の先にある物は⁈
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気になっていたので観ました。
感想
傑作でした。流石はアカデミー賞作品賞ノミネート作品賞。
戦争の悲惨さ、タイカ・ワイティティ監督らしいコメディチックら作品、ジョジョとエルサの異人種交流要素、母との絆を描く家族物語、少年ジョジョの成長物語というように様々な要素が素晴らしいバランスで融合してどれか一つでも好きな物があれば満足出来る素晴らしい作品でした。
また、子役の俳優さんが皆さんリアルな演技で素晴らしかったです。特にジョジョ役の俳優さんは子供ながら人一倍頑張ろうと無理して背伸びしている感じ伝わってくる素晴らしい演技でした。
監督演じるヒトラー風おじさん(アドルフ)も空気を緩くする楽しい演技をされていて感心しました。流石はタイカ・ワイティティ監督。
ユダヤ人差別をしていたのにヒトラーがいなくなってしまい・・・。というところは史実で分かってはいましたが改め見せられるとなんとも言えない絶望感を感じてしまいました。それでもラストはハッピーに✌️。監督らしい作風でしたね。
エルサも優しい子で見ているだけで引き込まれてしまいました。
総評
新しいタイプの戦争映画。一見ライトに見えるが実は奥深い重厚な映画。やはり争いは何も得を生まないなと改めて思いました。素晴らしい映画を作ってくれありがとうございました!
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