「リアルとユーモア、そして愛」ジョジョ・ラビット toro koiさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルとユーモア、そして愛
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友人とパジャマのまま鑑賞。なんていい休日の始まり。以下友人へ話した映画の感想ハイライトです。どうぞ。
何を伝えればこの映画の良さが伝わるだろう。
ナチスというタブーに触れる好奇心?日本人が愛してやまない家族愛と戦争への慨嘆?赤と緑の織りなすハイクオリティな芸術的映像?はたまたオネショタへの偏愛?
どれもしっくりこない。ただ、もう一度、人生で見返す映画にはなると思う。
とにかくどの瞬間で止めても絵画のような美しさがある。赤色が印象的。まぁナチだしね。どこかムーンライトキングダムに通じる映像の美しさがあったな、リスペクトしてるのかな。
ママがパパの役するところあるじゃん、あそこ最高じゃない?なにあれ、あんなママ欲しい。なんて芸が細かいんだ、素敵だ、素敵すぎる。ママは、自分の息子の思想を否定しないし、ディナーの場は中立国だという。なんていい子育て。
キーパーソンはキャプテンK。なんていい男なんだ、チャリ抱えて家に突入してきた時は息を呑んだ、なんでいい役回り。あとヨーキーは可愛すぎる、キーホルダーにしたい。かわいい。
嗚呼、ジョジョ、君はきっといい男に育つ。君が信じた髭の男もファシズムも、国も、思想も崩れていったけど、愛し、愛されたかけがえのない人もいなくなってしまったけど、なぜか君の将来に一筋の光が見えるんだよ。
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