「靴紐、ダンス、蝶々、ドイツ語の歌」ジョジョ・ラビット kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
靴紐、ダンス、蝶々、ドイツ語の歌
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ナチス少年ジョジョの成長物語。
いや、ハリウッド映画でよくあるけど、英語圏外が舞台で英語を話すのにやっぱり違和感を覚えてしまう。でも、ドイツ語の映画だったら全然違う印象になってたかもしれないけど。
ブラックコメディなのかと思ったが、それよりもジョジョ少年の成長物語として楽しんだ。ナチス政権下のドイツの異常性を描きつつ、自由とは?生きるとは?ってことを訴えかけてきた。意外とマジメなお話だった。
序盤の変な感じが受け入れがたかったんだけど、お母さんの亡くなるシーン(これはかなり印象に残る衝撃シーン)の辺りから引き込まれてしまい、そしてラスト!脱出計画とDAVID BOWIEのHEROS(のドイツ語バージョン)、それに合わせて踊る二人に心が揺さぶられてしまった。
ファンタジックな感じもするが、少年の成長物語として見事な映画だった。やられた。
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