「何時もこの時期思う事だけど」ジョジョ・ラビット sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
何時もこの時期思う事だけど
何時もこの時期思う事だけど、アカデミー賞関連の作品が公開され、賞関連の作品は、とりあえず見ておこうと思い、見終わって何時も暗い気持ちなってしまう・・・・・
私的に、この手の作品に良作と言える作品がない・・・・・「いや~さすがに賞と取った作品(ノミネートまでされた作品)だね、面白かった(良かった)」と言える作品が本当に少ない・・・・・
本作品も見た人の批評を見ていると、かなりいい感じの感想になっていますが・・・・私的には、特に「良く」もなく、「悪く」もなく・・・・・
人にお薦めできるかと言うと・・・・・「何か自分には、芸術的センスがないのかな」と思ってしまう・・・・
本作品、第二次世界大戦のドイツ関連モノを風刺した映画であり、予告編を見た限り、かなりブラックユーモアに満ちた映画だと思い、期待して見たのですが・・・・
何とも中途半端な出来だったかな・・・・ブラックユーモアを通すのなら徹底的にして欲しかったし、もっともっと異彩感を発揮して欲しかったかな・・・
本来なら、単館なので上映するような作品・・・・しかし、監督のタイカ・ワイティティの人脈からか、サム・ロックウェルや、スカーレット・ヨハンソンのようなビック俳優さんが出ているところを見ると結構お金も掛かっているんだな・・・・・
私的には、スパイスがやりない、薄味の炒飯と言った具合だったかな・・・・
この手の作品って、裸の王様のように、「さすが、賞に掛かった映画、良かった」と言わないといけない風潮が有って嫌だな・・・・・
勿論、人それぞれに意見が有っていいと思いますが・・・・・