シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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そう、こういう設定を待っていた!
コロナ禍で随分待たされた作品のひとつ。期待度がどんどん上がってしまい、ちょっと怖く感じながら着席。
冒頭から懐かしい音楽や効果音。ワクワク〜!
お、怪獣の表記が新しく、禍威獣(カイジュウ)に。そして禍威獣を退治するための組織も科学特捜隊ではなく、禍威獣特設対策室専従班(禍特対=カトクタイ)だ。SF的な装備はなく、武器の調達など戦闘指揮がメインの政府機関。だからみんなスーツだ。新しい〜!
前半はウルトラマンらしく現れる禍威獣を退治していく。中盤からは外星人(宇宙人)が現れ、人類を陥れようとする。ん?この展開、ウルトラセブンじゃね?モヤ!
そんな中、ウルトラマンの人類愛を否定するゾフィの登場。ウルトラマンのやり方は光の星のルール違反だとさ。
外星人と取引する政府やすぐに正体がバレてしまう設定が現代的で、とても楽しかった。
最後はやっぱりゼットンだよな。
当時子供だった、叔父さんの為の映画。斎藤工と長澤まさみ、とてもいいバディだった。ちょこっと泣いちゃったよ。
決して満点ではないが、胸に残る不思議な作品
自分はウルトラマンの大ファンで、一応全シリーズをひと通り見ました
今回の作品は大いに期待していましたが、見終わった後失望でもなく、かといって素直に良かったわけでもない不思議な印象を受けました。
良かった点、悪かった点でレビューさせていただきますが、個人的には悪かった点に関して見ていただきたいです。(皆さんがどう感じたかも含め)
良かった点↓
アクションシーン
これは予告から期待していましたが、それよりも1、2段階も上の迫力でした。とにかく巨人を目の当たりにしているアングルや美しくも、派手すぎないエフェクト、劇場向けの重い重低音の効果音が流石といった感じで満点です。
スペシウム光線には度肝を抜きました。
これだけでも観に行く価値は大いにありです。
怪獣デザイン
こちらも予告の時点で気に入っていましたが、シークレットキャラに当たるゼットン、メフィラスがかっこいいななんの。CGだからこそのデザインだったのでその判断も吉だったと思います。
また、ザラブ星人の背中も美しく表現されててよかったです。
全体の空気感
もし今の日本に怪獣や異星人が現れていたら‥
が緻密に表現されていてよかったです。
異星人に対して無力だと感じたり、それでも希望を捨てずに何かやれば変わるかもしれない
滝をはじめとした人物表現も良かったと思います
ラストゼットンとの衝突演出
個人的に1番お気に入りのシーンです。ウルトラマンが異空間を彷徨い、不規則な動きをしていたのが、どこかミニチュアを使ったような不気味な演出で、リスペクトが込められていると感じました。
悪かった点
長澤まさみさんのくだり
正直、お尻を叩いたり、巨人になって下アングルから撮られたりするサービスショット的なのはいらないと思います。あそこだけ、空気感と違くて違和感や不快感がありました。
匂いを嗅ぐシーンも、匂いで場所を突き止める発想は良かったのですが、嗅ぐシーンが長すぎたかなと。丸々カットの方が良かったです
また、1番ウルトラマンに近い存在である彼女が、結構軽い感じなのも、うーん。責任感をあまり感じませんでした。
長の立ち位置
1番板挟みで苦しい立場のはずなのに、こちらも
「やっとくよ」といった感じであっさりとしてて残念でした。もっとウルトラマンを疑ったりして、最後に信じるという熱い展開も見たかったです。
一般市民の扱い
ここが個人的に1番引っかかる点です。今までのウルトラマンは人間、地球を守るために、戦ってきました。今回のウルトラマンも劇中の発言、行動からそうだと思います。ただ、直接的に市民を守るシーンはどこにもなく、あくまでも特捜隊を守る存在でしかないのかという印象を受けました。
ただ、これはもし本当に現実世界に現れても、案外人間はあのようにあくまでも人ごととして見続けるといった解釈も受けるので一概にも悪いとも言い切れないのも本音です。
総評
少し評価は割れるかもしれませんが、映画館で見る価値は大いにあると思います。
シンゴジラよりもわかりやすく、ラストも一応綺麗にしまっています。
一概にひどいと言い切るには惜しく、また、考えれば考えるほど評価が上がるそんな感じでした。
120点 これぞ庵野秀明監督!!
時間あったから
見てこーのノリで見ました
人間側の動きやアングルが
ほぼエヴァじゃんww
空想科学読本大好きで
配信してる自分としては
映像全てが 納得出来るんですよね
映像全てに説得力がある
ここからネタバレになります
地球の小国でしかない 日本だからこその 行動
ウルトラマンへの賛否両論
女性隊員が巨大化した時の世界中の反応
なんの役にもたたねぇ人間だけど
もがいて、もがいて、最後の一瞬の為にの姿勢
すべてに リアリティがあり
実際に起きたら
こんな事態になるよなぁーって
納得せざるを得ない映画でした
ど派手なアクション見たい方には
オススメ出来ない1品ではあるとおもいますね
個人的には
ウルトラマンマンが空中に投げ上げられた女性隊員を受け止める時の動きと
世界中に広がった女性隊員の動画が
消えた時のリアクションが
なによりも 良かったです
さすがは 庵野秀明監督!!!!
この一言に全てが集約されてます
(๑•̀ㅂ•́)و✧
ウルトラマンとは何か
アングル最高!最多「顔アップ」映画!
日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」...
日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。主人公・神永新二を斎藤工、その相棒となる浅見弘子を☆長澤まさみ☆が演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司らが共演。
ウルトラマンは必ずしも正義の味方ではない
封切りと共に鑑賞。自分は「ウルトラマンメビウス」や各ウルトラマンシリーズの名エピソードのみを振り返る「ウルトラマン列伝」の世代なので怪獣の代表格であるゼットンやメビウスのテレビシリーズや劇場版で出てきたザラブ星人・メフィラス星人以外の知識はあまり無いのだが、それでも充分に楽しめる内容だった。
開始と共にウルトラQやセブンでお馴染みの「ぐにゃ〜」と共にタイトルが出てきてこの時点で世代には堪らないと思うしウルトラマンを少ししか知らない自分もワクワクした。最初からいきなり画像によるダイジェストでこれまで何体かの怪獣が登場し人類がそれらに科学で対処したことが分かるが、新たに登場したネロンガとガロンは電気や原子力など人間の科学を貪り規格外の力で人類を滅ぼそうとする怪獣。人類が手出しができない詰みな状況にウルトラマンがまさに人類にとっての神のような存在として怪獣を倒す。
怪獣の後はザラブやメフィラスなどの外星人との闘いに移っていくがこれもまた面白い。特に山本耕史演じるメフィラスが大変魅力的な描かれ方で、最初だけ交渉を用いたが途中から神永の監禁と偽ウルトラマンに化けた自身による都市の破壊という「力による恐怖」で無理矢理人類を支配下に置こうとするザラブに対して、日本の諺を用いて友好的な面を見せたり、自分達の技術と引き換えに交渉をしたりとウルトラマンが邪魔をする最後の最後まで知恵と交渉で押し切ろうとするメフィラスの対比が良い。
また合間に挟まれるウルトラマンらしからぬギャグ(ピー音ワード、居酒屋のシーンでの「大将、おあいそ」「割り勘でいいか?」などのお前どこで覚えたんだよというメフィラスに愛着が湧いてしまうシーン)は外星人をただ害悪な存在として描いてない、目的は地球の支配でもあくまでただ住む星が違うだけの存在というのが分かって面白い。また、メフィラスを無理に倒さずゾフィーの存在を仄めかしつつ撤退させるという「人類への交渉に始まりウルトラマンとの交渉」で終わらせたのも個人的には好印象。(因みにメフィラスからその後に掛けてシン・ゴジラの登場人物である赤坂秀樹がサプライズ的な登場をし、劇場で幾つも息を呑む音が聞こえ、自分も心の中で大興奮だった。矢口達一同もどこかで忙しくやっているのだろうか。)
メフィラスが撤退したその後の物語は原作ファンの間で賛否が分かれそうと鑑賞中も薄々感じたが、いつも地球や宇宙のために闘うゾフィー隊長と光の国がまさかの地球を滅ぼす側に回り、しかもその方法にあのゼットンを怪獣としてではなく破壊装置として用いるという衝撃的な展開へと向かう。ゾフィーの反対を押し切りゼットンに挑むも一度目はまるで歯が立たずに終わり昏睡する神永マンと、メフィラスも言った「あまりにも規格外で圧倒的な科学力の差」に諦める禍特隊の瀧を始めとする人類。
だが神永の残したデータが瀧を再び立ち上がらせ、世界中の学者を主とした「人間」の叡智と目覚めたウルトラマンの力で破壊装置ゼットンを見事別次元へとワープさせることに成功。物語は元祖ウルトラマンと同じくリピアがゾフィーに人間の美しさ、素晴らしさを説きテレビシリーズでハヤタにしたように神永に自分の命を与えて神永が禍特隊が囲む中で目を覚まして物語は幕を閉じる。
変身やスペシウム光線、ゼットンのピロロロや回転時の不思議な効果音は懐かしさを感じさせ、ラストのウルトラマンが見慣れた赤背景をバックにいつものポーズで登場するシーンなど演出は大満足の出来ではないだろうか。戦闘シーンも特撮と現代の映像技術を組み合わせた素晴らしい出来になっている。エンドロールで流れる米津氏の「M87」もこのシン・ウルトラマンにマッチしていて、感動と共に一抹の哀愁や寂しさを呼び起こす素晴らしい曲である。
上述したギャグとシリアスのバランスも良く、メフィラスが公園で神永と語るシーンはある意味正論とも取れる理論、従来のウルトラマンではあまりされない(または踏み込まない)光の国を含めた外星人たちから地球や人類は資源や兵器として見なされるという割と容赦のないリアリティ、「地球だけでない他の星の政治事情」の描き方もこのシン・ウルトラマンだからこそできるオリジナリティがあって良かったポイント。
と、ここまで概ね称賛しか書いていないし実際に充分満足できる映画ではあるが、最後のゼットン戦がやや駆け足気味だったのと、この映画は人類の技術云々ではなくあくまでウルトラマンが何とかするという話なので、物語の目線も一般人や政治家・自衛隊・海外勢・巨災対など様々な目線で描いたシン・ゴジラに対してこちらの視点はほぼほぼ禍特対を始めとした神永マン・浅見がメインで主要な登場人物もそれほど多くないので、首都圏で完結していたシン・ゴジラよりもスケールは大きいのにその大きさが感じにくくなってしまっているのが玉に瑕。(まあ虚構のゴジラを災害に見立て、徹底的に現実を描いたシン・ゴジラに対しウルトラマンはあくまで「空想特撮」なのでそれが正しいという捉え方もできるが)
ラストも「行ってきます」を「おかえりなさい」で締めるのはグッと来るし、神永に敢えて台詞がない事で神永自身の記憶はどうなっているのかなどのエヴァやシン・ゴジラを始めとした庵野作品らしい「物語のその後」の考察の余地を残しているのは良いが、やはり「ウルトラマンが死ぬ」という終わりなので、シン・ゴジラの一時的にでも完全に決着が着き不気味さを残しつつも、一応は笑顔で終わるというスッキリしたラストに比べて少し哀しげ、物語的にはハッピーエンドでも観客にとってはメリーバッドエンドというのは賛否が分かれるポイントかなという感じ。自分もどちらかというと神永に「ただいま」などの台詞があればもう少し清涼感が持てたかなというのと、でもそれは観客の自分がカタルシスを得たいだけの我儘なのかという思いの狭間で揺らいでいる。
何にせよ物語的には従来のウルトラマンファンなら尚更、絶対に見て損はしない映画であるということを書いてレビューを終わる。
ウルトラマンって、こういう話なの?
ウルトラマン80ぐらいしか見たことない世代です。 やや小難しいストーリーと稚拙な映像を感じました。CGは斬新に感じましたが、アニメっぽく感じる所があります。
中盤で出るメフィラスとかいう外星人は格好良かったです。もっと戦闘シーンが観たかったですね。
いきなりゼットンが出る辺りは、詰め込み過ぎたのか、よくわからなかったです。
あと、バルタン星人出てほしかったですね。
米津玄師の歌はとても良いです。
造ってくれて有難う。ウルトラQ•初代ウルトラマンの体験者は前半に感涙される事でしょう。
造ってくれて有難うです。
ウルトラQ・初代ウルトラマンの体験者には感涙の前半でした。私は再放送でのオリジナル体験者です。構図•空気感のオマージュが素晴らしいです。オリジナルを知らない人にとっては退屈かもしれません。
怪獣の暴れっぷりが嬉しかったです。
長澤さんの美人じゃない設定のヒロイン(失礼)も素敵です。本作では、主人公は長澤さんだと思います。
後半は制作者の新解釈です。見せ方にスピード感が減じ、登場人物の動機付けも弱いですが、私は面白かったです。
合成の残念な部分は、予算の制約かオマージュなのか判断に迷いますが、楽しめました。
但し、ゼットンの質感は残念でした。巨神の禍々しさは無い分、規模による重圧を表現すべきですが、軽い見た目なのでラスボス感に乏しかったです。
台詞は橋田壽賀子さん風を多用しており、状況説明には有効ですが白けてしまいます。
難点有りますが、造ってくれて有難うです。
このクオリティーでウルトラマンのバトルが観れて嬉しかったです。😭
これで終わるべきだと思いますが、バルタン星人、エレキング、ケムール人、レッドキングも見たいですね。
シン・ウルトラマン
子供の時見た最終回。奴に敗れたウルトラマン。科学特捜隊だけで奴をやっつける。⁇?で、ウルトラマンいらないじゃんが率直な感想でした。
今回のシン・ウルトラマンで見事に私の不満を解消してくれた。やはりウルトラマンはこうでなくちゃ。
まさにシン・ウルトラマンでした。
ラストのブツ切りも良かった。
個人的には、長澤まさみさんのあのシーンが一番気に入りました。
話の内容は普通かなぁ。でも二回目みたら気が付かない所にも気が付き面白かったです。
話の内容はとくに感動はしませんでしたが普通ですかねぇ。
テレビで遣っているウルトラマンシリーズみたいなものを期待すると期待外れだと思います。
ただ私の場合ウルトラマンが現代の最新特撮で飛んでスペシウム光線を出して戦っていただけで結構感動したほうです。4つの星はほぼそれですねw
話の流れというかストーリーはウルトラQ的なものに近いのかなぁと思いました。
大人のウルトラマンというか。
かなり賛否の分かれる内容だと思いますので個人的には見に行ってくださいと積極的にはオススメはできません。
ご自分で見に行って判断してくださいという内容でした。
ただ内容次第ではもっと良いものができたのでは?と思えた内容です。
しかしかなりの話題作だったようで今日が会員デ-とうのもあったと思いますが館内はほぼ満席に近い状態だったので驚きました。
最近は映画離れも多いのでかなりの話題作でも平日(土日祝は外す)で満席に近い状態はここ何年かでは数えるほどしかなかったですしウルトラマン世代で期待しに見に来ていた人も多かったのでしょう。
実を言うと私もその一人でしたから。
単純に面白さだけなら月末に公開されるトップガンのほうが期待できそうです。
追伸
6月14日に2回目を見てきました。
一回目はなんか慌ただしく見た感じで細かいところまで目が行き届いていなかったのか2回目は一回目より落ち着いて見ることもでき一回目では気が付かない所も多くかえって一回目より楽しめたように思います。
何回でも見れば気が付かない所にも気がつくみたいは話があったのでとうのもあったのですが確かのその通りだったと思います。
昔の初代ウルトラマンを見ている人なら尚更だと思います。
もともと2回は見に行くつもりでしたがもう一回見に行こうかなぁと思っています。
星も4→4.5にしたいと思います。
オリの再現が素晴らしいが難点多い
戦闘シーンの随所にオリジナル版の再現があって素晴らしかった
禍威獣もシンゴジラの時のように上手く描かれていて、ウルトラマンが来る前に禍特対ができた経緯もわかりやすい
残念だったのはシンゴジラのように人物をアップにするのは新たな要素を出してもよかったと思う
また、ヒロインのお尻を見せたりローアングルから見せるのは微妙でこんなシーンがいるのかと思ってしまいました
あと、やっぱり小難しい話が多くまさか最後の怪獣をアイツが出すとは思わなかった
長い作品を上手く纏められていたと思うが、やっぱり展開が早すぎてもっとウルトラマンと禍威獣の戦いを描いて欲しい
戦闘シーンを見たい人はガッカリするかもしれないので気をつけたい作品だった
激アツてんこ盛り
次から次へと敵が現れ、テンポが良かったです。
怪獣とウルトラマンの戦闘シーンは互いが終始ガチでバチバチにやり合っており、何度も見たくなる完成度の高さでした。
私は20代男で本家ウルトラマンは多少知ってる程度でしたが、ガッツリ楽しめました。
しかし、今のウルトラマンとはテイストが全然違うので、小学生には微妙かもしれません。
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