シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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変態ウルトラマン
結構長くレビューを書いたのだが、消えてしまった。
再度書くのもしんどいのでショートバージョンで。
予告編からキャストに違和感があったのだが、この内容ならある意味ぴったりかも。
但し、禍特対の若手2人は故意なのか余りにも辿々しく入り込めなかった。
バリバリの怪獣映画、ウルトラマン、仮面ライダー世代。
一連のシン・シリーズには大いに期待しているし、実際シン・ゴジラは歴史に残る大傑作と感じた。
だから、この映画に対する期待値もかなり上がっていた。
そこからすると大満足というわけにはいかなかった。
とにかく感じたのは庵野さんの?長澤まさみLOVE~♥
それも粘着性でねっとりした感じ。
確かに長澤まさみは魅力的だが、ウルトラマン愛を凌駕してしまっているのはいかがなものか。
ストーリーも意外に平坦で終わり方も盛り上がりに欠けた。
ウルトラマンの中で最もスタイリッシュなのはウルトラセブンだと思う。
それに比べると初代ウルトラマンは野暮ったさとコミカルな部分がある。
それを意識しすぎたのだろうか。
とは言え、当然ながらビジュアルは当時に比べればリアル。
郷愁は十分にかき立てられた。
メフィラス星人とゼットンは最高の好敵手、胸が躍った。
ただ、ウルトラマンのカラータイマーがないのは個人的には残念。
☆-0.5にしておく。
庵野ワールドの新・ウルトラマン
昨年から、コロナ禍で上映が延期され、待ちに待った公開。昭和の初代ウルトラマンが、ヒーローだった世代の自分にとっては、上映前に胸躍るワクワク感に包まれた。
まずは、冒頭シーンから、ゴメス、ラルゲユウス、マンモスフラワー、パゴス、ペギラ等のウルトラQの禍威獣(本作ではカイジュウをこう表している)が早速に登場。少しリニューアルされたフォルムであったが、禍威獣が映し出される度に、幼少期のノスタルジーな世界へといざなってくれた。そして昔通りのあの渦巻き模様と、気味悪い効果音のウルトラQからウルトラマンへと変わるオープニングもそのままというのも、嬉しい限り。
続いて、ウルトラマンとしてもお馴染みの、ネロンガ、ガボラが暴れる中、真打ち・シン・ウルトラマンが登場!本作では、ウルトラマンのシンボルだったカラータイマーは封印。より無機質で無駄のない宇宙人としての立ち姿が印象的。その後は、地球征服を狙う、ザラブ星人、メフィラス星人とウルトラマンが対峙していく。
とまあ、禍威獣も次から次へと現れるのだが、そのフォルムは、やはり総製作指揮に当たった庵野さんのエヴァを彷彿とさせるフォルム。また、禍威獣やウルトラマンについて特徴や武器を分析するシーンにおいて、物理や化学の専門用語を駆使して説明する辺りも、庵野流とも言える。そんな中で、各シーンでのBGMや本部の電話や変身の時などの効果音は、昔のまま。庵野さんからの、初代ウルトラマンへのオマージュとも感じられた。
但し、あまりにたくさんの禍威獣を盛り込み過ぎて、ストーリー展開が雑なように思えた。禍威獣の出現も、ウルトラマンの登場も唐突。本来ウルトラマンは、残り3分までは、科学特捜隊のヒューマンタッチなドラマが展開する中で、最後の印籠としてウルトラマンが登場する。今回、西島秀俊や長澤まさみ、そして斎藤工の主要登場人物のセリフも全てが説明的で、ドラマ的な面白さは、シン・ゴジラの方がよかったと思う。
また、日本を取り巻くロシア、北朝鮮,中国などの現在の世界情勢を鑑みる中で、国家としての日本政府の立場の弱さに、一石を投じるようなシーンが盛り込まれている。これも現代世相を表しているのだろう。
そして、ラスボス。ウルトラマンのラスボスと言えば、言わずと知れたあの禍威獣。ウルトラマンの生死を賭けた闘いが幕を切る。いずれにしろ、1960年代にウルトラQ、ウルトラマンと共に少年時代を過ごした昭和世代にとっては、堪らない作品だった。
庵野秀明の新たな偉業
真実と正義の美の化身
まず一言。
この現代にシンの初代ウルトラマンを蘇らせてくれてありがとう。
自分はコッテコテのウルトラオタクなので、今回何が再現やらオマージュやらされるのかとワクワクして観に行ったら早速!!アバンタイトルが現代技術で再現されてるじゃないですか!!!
死ぬほどみた黄色と青の絵具のぐるぐる!そしてシンジャパンヒーローズユニバースの初代、シンゴジラからのシンウルトラマン!!東宝と円谷が名を連ねてるだけですごい、、。既にここでテンションはぶち上がり。
からの!!「ウルトラQ」だッッッ!!
BGMがっ!ゴメス!マンモスフラワー!??ペギラ!!ラルゲユウス、!カイゲル(ゴーガ)!?パゴス!!多すぎる、開始10秒で無事死亡。
てかマンモスフラワーとかぶったまげすぎるし、ゴメスは元々ゴジラの着ぐるみを改造したものだからCGモデルもシンゴジラのを流用してて細かすぎるっっ!って見ながら暴れてた。
長くなるのでウルトラマン登場まで飛ばします。
ここで予告と違ったのはまず体の赤ラインが無く完全な"銀色の巨人"になってたこと。
それよりも!!顔が!!マスクが!Aタイプになってるじゃないですか!!!しわしわの顔!サプライズ!!
BGMも当時のと合わせており股下アングルまで盛り込む変態さ。
胸板バリアも決めてアホ威力のスペシウム光線。
さすがIMAX。迫力が違う。
IMAXでウルトラマンが観れるという今後一生あるかないかの貴重な経験をありがとうございました。
上記のゴジラ→ゴメスの着ぐるみ改造の件もそうだけど、パゴス→ネロンガ→ガボラも着ぐるみが改造されているんですよ。
予算削減の為の着ぐるみ改造を「生物兵器のアタッチメントを付け替えたみたい」と設定にもってくるのは変態過ぎじゃない???敢えてCGモデルも流用してるのも変態。
ガボラとの戦闘シーン。ウルトラマンが飛ぶ時のポーズが当時の飛行人形(昔はCGがあまり使えなかったので飛んでるポーズの人形を作り、吊るして飛行シーンを撮影していた)の形そのまんまなのは予告でわかってたけどまさか着地するシーンのバックで飛んでくるとこまで再現するとは思わなかった、、!!(当時は上記の飛行人形を使っていたので着地シーンの直前、降下してくるシーンは飛行人形を逆向きに進ませて着地に繋げるシーンがあった)
これは変態すぎる。
しかもガボラは着ぐるみが重くて自力では立てなかったからワイヤーで吊るして四足歩行→二足歩行にして撮影してた。それをシンでは尻尾のドリルを使って山にブッ刺し引っ張り上げるようにして二足歩行へとしていた!こんなニッチなネタ誰が気づくんでしょうか!
さらにザラブ星人の登場。体の裏が透明で中が透けて見えるのはCGならではの演出で良い。そしてしっかりニセウルトラマンまで!!見た目が原作よりわかりづらくなってる!
長澤まさみが捕まるのもビルをぶち壊して登場するのも原作を再現していると思ったその矢先、!なんとここだけ!アクションシーンが忠実に再現されているではないか!!!!子供の時から死ぬほど見ていたニセウルトラマンとの戦闘シーン。構える両者のカットを見た瞬間に体の向きや手の微妙な動きが完璧に再現されているのに気づいた自分も相当変態であろう。
腕掴みからの目ん玉チョップで手を痛がる。さらに飛ぼうとするニセウルトラマンにスペシウム光線を打ち込み(威力が増し増しでカッコ良すぎた)ビルに突っ込み変身が解けるザラブ星人。ザラブ星人の変身が光学迷彩みたいに解けるのも良い。ザラブ星人の怪音波が可視化されてたのも面白い。そこから空中戦へ。ここでBGMが切り替わるのも完全再現!
撃墜されても飛行人形ポーズを崩さないのはこだわりだろう。CGだからいくらでも体勢は変えられるが敢えて飛行人形のポーズのままにしているのは多大なるリスペクトを感じる。
次にメフィラス。デカ長澤まさみも再現しており現代らしい影響も描かれていた。メフィラスは当時1人の子供に地球を受け渡すよう要求していたが今回は国のトップに要求するという、より説得力のある侵略方法になっていた。
ザラブ星人は当時のままの侵略方法で問題なかったがメフィラスはたしかに子供にそれ言わせてもなぁという感じもあったので良い改変であったと思う。
あくまでもスマートに侵略を完成させようというメフィラスだが、いざ戦うとなるとウルトラマンと互角かそれ以上の戦闘力があるのも当時からある彼の魅力だ。今回も変わらず。光線の撃ち合いは相変わらずの迫力だ、!
ここでまさかのゾフィーかと思いきやゾーフィ笑
これは笑わざるを得ない。
ウルトラオタクはゾフィーやゼットンくらいは予想していたと思うがまさかゾーフィがくるとは誰も思わなかっただろう。
当時のガバガバだった児童誌の誤植を使うかね?????
かなりコアなネタだろ。これ。
知らない人に言うと当時はゼットン星人なるものが地球侵略のために送り込んだ怪獣がゼットンであり、ゾフィーは光の国、ウルトラ兄弟の長男。ゾフィーは決して敵ではない。
しかしどこよりも早く怪獣図鑑を発売したかったある出版社が急ぎに急いだ結果、どこかで情報が歪み名前とイラストはゾフィー、説明はゼットン星人というキメラが誕生したのだ。それが宇宙人ゾーフィである。(良かったら画像検索してみてください)
今作ではまさにゼットン星人+ゾフィーの役割をゾーフィが担っており(ゼットンを送り込む→ゼットン星人、ウルトラマンに光の国に帰るよう説得→ゾフィー)はじめはウルトラマンも「ゾーフィ」と呼んでいたが、後半のゾフィー役のパートではしっかり「ゾフィー」と聞こえるように呼んでいたのも面白くて笑ってしまった。ゾフィゾフィゾフィゾフィーー
ゼットンの火球も二つが合わさって一つの赤球になる出し方になってて細かい。
そしてやはり最後はやると思っていた変身バンク!これがあってこそウルトラマンでしょう。
と思ったら人間と分離する時のちっさくなっていく逆バンクまであってやっぱり変態だったわ。
ウルトラマンが飛んでいくシーンのソニックブームやゼットンの一兆度の火球は太陽系が蒸発する温度とかいう演出は"空想科学読本"から持ってきたのかな?とか思ってニヤニヤしていた。小学生のとき読んでたなぁ。
言葉は話せないが身を挺して人間を守ることで信頼を得る姿。アイコンタクトで少し優しく微笑んでいるように見えるウルトラマン。ウルトラマンに頼り切ってしまう人間の過ち。ウルトラマンは決して神ではなく、地球は人類自らの手で守ることが大切ということ。これこそがウルトラマンであり、ウルトラマンの真髄である。
完璧に"シン"ウルトラマンであった。
宇宙人SF
ウルトラマンのシリーズは、子どもの頃カードを集めて怪獣の名前を覚えたが、生世代ではなく通しで見てもいない(話を覚えているのはジャミラの回ぐらいか)。SF好きなのと監督への期待があって初日に見に行った。
予告編で名刺を差し出すメフィラス(演:山本耕史)の時点でもう最高だったが、地球人類を遥かに凌駕する文明圏から来た外星人たちとの駆け引きや攻防、というストーリーがSF的に大変面白かった。
「シン・ゴジラ」ではシミュレーション的リアルさに驚嘆させられた政治・政策シーンは、外星人を政治的資源にしようと画策することへの揶揄に寄せている。禍特対チームの軽いノリに合わせて、宮仕えの哀しさを表現していると思われるが、リアリティのベースラインがどこにあるのか掴みづらかった。
映像については、巨大浅見分析官をはじめ現実の風景やセットと全く違和感なく結合しているシーンもある一方、オリジナルの特撮へのリスペクトと想像するが、あえてプロップ風味を出したCGとしているシーンも多い(ウルトラマンの飛行ポーズが典型)。この辺は文脈を知らないとしょぼいと感じる人もいるかもしれない。
また、ウルトラマンと外星人の格闘シーンに重量感がないことは気になった。これは、彼らが地球人類が知る物理法則を超えた原理で地球上に存在しているからと解釈したが、ゴジラの存在感や、スーツアクターの演技と比べて違和感を持つ向きもあるだろう。
映画単体の尺では厳しいが、外星文明との接触というテーマの展開や、禍特対各員のキャラの掘り下げをもう少し丁寧に見たかったとは思う。
なお、ウルトラシリーズをモチーフに脚色という意味では、実は「大怪獣のあとしまつ」は案外よくやっていたのではと、ほんの少し再評価w
めっちゃ楽しめた😃
やはり、バルタン星人を出してほしかった。
ほぼ完璧です。
内容が濃いけど、ちゃんと話に着いていけた
ウルトラマンは数話みた程度ですが、楽しめました
数体怪獣が出てくる程度だと思ってましたが、何体でてきたか分からない程度に出てきて本気で作ってるなって伝わりました
庵野版大人向けウルトラマン!
神永新ニ(斎藤工)=ウルトラマンのカッコいい事!そして、浅見弘子(長澤まさみ)は、可愛すぎ!
ストーリーは、現代にウルトラマンが……現れたら?!かなり、最高でした。禍威獸、外星人も原作キャラをリファイン!CGのウルトラマンもすごい出来でした。
思ってたより話がわかりやすい!
ウルトラマン自体あまり、見たことがなかったけれど全然楽しむことが出来る!
モヤモヤした所も話が進むにつれ分かってくることも多くスッキリする。ストーリーもこれで終わりかな?と思ったら続くことであっという間にすぎた印象。
特撮的な所や迫力のある映像、上手い役者陣、わかりやすいストーリーで思ってた以上に面白かった!!
大怪獣のあとしまつの予告編を観た時のワクワク感
正直、ウルトラマンは子供の頃にテレビで数回観た程度で予備知識はほぼ無しでの観賞。
本作、全てのシーンおいてワクワクが止まらない!
こうだったらいいのにな。こうだったら面白いのにな。っと観る側が思うワクワク感がふんだんに詰め込まれている!
そして、全編を通じてコメディ感が程よくあり、とても観やすい。
作中、結構難しい話もしているが、この全体の雰囲気で子供でも観やすいのではないだろうか。この全体の雰囲気はシン・ゴジラより個人的には好み。
戦闘シーンもシン・エヴァを彷彿とさせる。あまり技法等には明るくないが、構図がすごいエヴァっぽく感じた。
最後もウルトラマンに頼りきりではなく、世界中の人間が協力して圧倒的な科学力を持つ敵に対抗する手段を考え、ウルトラマンもそんな人間たちを信頼し、絶対敵わない敵に命をかけて戦いを挑むというのが熱い!そして泣ける!
そして最後に神永について。
予告編に神永が全然出てこないと思ったら、途中から人が変わっていたからあえて出さなかったのね。子供を助けようとした神永を見て、ウルトラマンも人間を助けようと思うって理由が熱い…!
全編を通して、神永の心境はかなり外側からしか覗けないが、これは作中の、「外星人から見て人間は理解しがたい生物」というのの裏返しで、人間から見ても外星人の考えは簡単には理解できないというのを表現していたのかな。
本作は間違いなく傑作でした。上映中にまた観に行きたいと思います。
笑ってはいけない✕ROOKIES演出にどう感じたか!?
ウルトラマンほぼ未見ですが、面白かったです。
ウルトラマンがとにかくかっこよく撮れてるんだからヒーロー映画として正解。ウルトラマンが人間に宿るきっかけとなる理由が真っ当。
冒頭の会議室待機シーンの写し方が、笑ってはいけないシリーズのあれで、芸人さんの訃報も相まってちょっと変な感動というか…私情を挟んでしまいました。
世間ではセクハラだと言われてるシーンも構図も庵野だもんなーと思ってしまった。アニメなら…というシーンも実写だと難しいんかなと思ったり、とはいえ映画に倫理を求めすぎるなよとも思うので、そこは確かに複雑に見ました。
メフィウスの神出鬼没さが面白いけど、ここは聴けててここは聴けてないんだって思いました💦
滝くんの話が熱かった。一番グッと来たかもしれない。ただチーム感、バディ感はないよねー。
最後のROOKIES演出いる?急に安い邦画感が出てしまった。
今の国際事情を鑑みてもグッとくるセリフも多かったですね。はからずも。
スペシウム光線の出し方になるほど
ウルトラマン本体の造形が思ったより細やかで綺麗だった。さすがリメイク。
BGMの音質が会話の音質と異なりやや違和感だが、エンドロールで元作品のを使っているためと判り、作品やファンへの敬意を感じた。
長澤まさみが尻を叩くのは元々そういうキャラなのだろうか?どこか昭和クサく味がある表現だなあ(いい意味で)。
欲を言えば、ゼットンにもう少し禍々しさを出してカタルシスが欲しかった。謎次元の会話がやや聞き取りにくかった。
子供も多く来場しており、所々で歓声が上がって癒やされた。
カラータイマーは鳴らないのね、ちょっと物足りない。
が、全体的には満足です。
少年庵野秀明の思い入れ爆発!
僕はウルトラマンが好きなんだ!
という庵野秀明の気持ちが溢れ出ている
可愛い
作品だったと思う笑
ど頭にタイトルが出る時に シンゴジラ が一度出てからシンウルトラマン と続く通り、本作は言ってみれば
庵野シネマティックユニバースの新作
とでも言うべき作品となっており、どうやら世界観が緩やかに引き継がれている様子。
竹野内豊が出た時は おお! となった。
他にも随所にシンゴジラの登場人物が出てきたりするので今後の仮面ライダーともクロスオーバーしていくのかな?
※シンゴジラで臨時外務大臣だった人が総理大臣になっててしかも怪獣とか異星人的なものに
またかよ‥
ってなってて笑った
しかし、作品の成り立ちはシンゴジラと大きく異なっており、ゴジラ に関しては庵野秀明は個人的な思い入れはあまりないと言っていたがウルトラマンに関しては個人的な思い入れが爆発している様子。
※エンドロールで モーションアクター の欄にも庵野秀明の名前がありびっくり
要するに、シンゴジラでは飽くまで ゴジラ と言う題材を通して庵野秀明ワールドを展開していたのに対して今作で庵野秀明がやろうとしているのは本質的な部分で
自分の考えるウルトラマンのかっこいいところ! という部分。特徴的なのはウルトラマンのアクションの部分で現れており、庵野秀明が夢中で見ていた当時のウルトラマンのアクションに合わせられていると思われるシーンがいくつかあり、当時小型のウルトラマン人形で撮影されていた と言う想定のアクションが随所に見られる。
現在の技術レベルであればもっと複雑な動きのアクションがついて然るべしだが、要するにやりたいのは飽くまで 少年庵野秀明 の脳内のウルトラマンのブラッシュアップということだろう。
ウルトラマンの造形も庵野秀明がこだわり抜いているのか物凄く フェティッシュ というか色気みたいなものムンムンな佇まい、質感 になっており面白い。
そういうところが全体的に 可愛い のだ笑
長澤まさみ巨大化! には面食らったけど
記憶を思い返して見るとウルトラマンってこういう感じだったような‥ と思えなくもないし、大きな一つの物語というよりかは意図的に ウルトラマンのテレビ放送回を繋ぎ合わせているような印象 を与える構造になっており飽くまで庵野秀明が夢中で見ていたテレビのウルトラマンの再現を目指しているのかな?と思った。
長澤まさみと斎藤工のイチャイチャが始まったりしないのはシンゴジラに引き続き好印象!
映画としての迫力とか満足度みたいな部分は正直シンゴジラの方が満足度が高いけどこれはこれで一本筋を通した映画として楽しめる良い映画だったと思います。
最後に‥
巨大長澤まさみをローアングルから捉えてるショットで もしやパンツ見える?!
と一瞬邪念がよぎったのは俺だけではないはず‥
このシーンにそういう意図は当然ないだろうが、その他含めても庵野さんはホント構図へのこだわりが強いなぁ
以上!
昭和世代には、たまらない!
庵野秀明さんの脚本、とても良いです。見事にウルトラマンを再現している。シン・ゴジラ同様、想定外の緊急事態に右往左往する日本政府が描かれているが、多分、こうなるんだろうなと納得していまう説得力があります。
キャストは、素晴らしく斎藤工さんを筆頭に、現代に蘇ったウルトラマンの世界観を表現しています。特に巨大長澤まさみさんには唖然です。シン・ゴジラから再登場の竹野内豊さん、唯一政府の人の中で物事が見えている人物として描かれていましたね。
今回、CGで復活したウルトラマンの表現が素晴らしかった、特にスペシューム光線を放つ動作が鳥肌が立ってしまった。カラータイマーの代わりに体の色が変化する設定も納得です。至る所でTVシリーズの初代ウルトラマンをリスペクトしている設定は、さすがです。映像のクオリティもあえて初代ウルトラマン風に仕上げているところにも好感を持てる。
その中でラストシーンは、思わず涙が出そうになりました。
次のシン・仮面ライダーが楽しみです。
ウルトラ愛を感じる映画
ゴジラ世代ではなく、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンさえもリアルタイムでは観ていない世代だが、再放送では数え切れないほど観ており、その楽しかった記憶がバンバン蘇る感覚を持った。
そういった意味ではシン・ゴジラよりもテンションが上がったし、詰め込み過ぎというご意見もあるが、自分的にはこれだけの時間内に可能な限りの話数を見せてくれてありがとうという感じだった。
また、現代風の解釈でアレンジしつつも、(ゾフィーの本来の使命以外の)根本のストーリーは大きく変えていない脚本は往年のファンとしては本当に嬉しかった。
禍威獣の造形が野性味が無く一部人工的だったことに不満を感じつつ理由がわかり納得したが、ウルトラマンと外星人の戦闘時のエヴァ風CGシェイプは個人的にはあまり好みではなかった。
ウルトラマンではあるが、神永と浅見の微妙な関係性がダンとアンヌを思わせたり(恋人又は母親的な感じも含め)、外星人との接触シーンのダークな感じなどがウルトラセブンっぽく演出の巧みさを感じた。
斎藤工は髭を剃り髪を短くしダイエット?も功を奏しイケメン感と清潔感が増し、感情や表情を表に出さず外星人っぽさを上手に演じていた。
長澤まさみは顔のアップや引きなどあらゆる角度で撮られても耐えうる美しさで、特に下からの煽りで撮られた時のおみ足は健在で感動ものだった。
前評判が高かったメフィラス星人役の山本耕史はまさにハマり役で、本人には大変失礼だが、本質的に持っている胡散臭さとニヤけた顔が本能的に信用してはいけない感を醸し出し強烈なインパクトを残したと思う。
庵野さんは今作は監修だったが、円谷プロへの気遣い含めウルトラマンへの愛情を感じることができるので観て良かったと思わせる映画だった。
まさみの美脚!
もう数年前から楽しみに生きてきました。
ウルトラマンファンではなく庵野監督ファンです。
シン・ゴジラが自分の中で大ヒット大ブームだったので特撮シリーズをめちゃくちゃ楽しみにしてました。
期待を裏切らない。。
シンゴジファンも裏切らない。。
ウルトラマンファンってわけではありませんがウルトラシリーズの推し怪獣がガボラなので、きっとどの怪獣を出そうか壮大な怪獣選考があったんだろうなと考えてたらただただ嬉しかった...
もちろん全怪獣を把握しているわけではないのでたまに使徒に見える怪獣もちらほら。もともとのキャラデザをちゃんと勉強しようと思った。
劇場で販売していた設定資料集を買おうかずっと悩んでいる(たしか2,200円)それほどの魅力がこの映画には詰まっている。
そしてこれを書きながら映画館に戻り買おうと思う。決めた。
そして長澤まさみ。我らのまさみ。
当方、脚フェチでもなんでもありませんがニヤニヤが止まりませんでした。
中年のロマンもこの映画には詰まっている。
全1266件中、1061~1080件目を表示














