劇場公開日 2022年5月13日

シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価

全1261件中、941~960件目を表示

3.5マニアックな考察もできるが一見さんでも十分に楽しめる

2022年5月15日
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鑑賞方法:映画館

 現在もシリーズが続いている特撮ヒーロー「ウルトラマン」。その第1作目をリメイクしたSFアクション作品。
 庵野秀明が総監修、脚本を担当し、樋口真嗣が監督を務めた作品である。

 オリジナル版から設定が色々変わっているが、基本的な物語は前作を踏襲した形で展開されいている。人によっては賛否あるかもしれないが、個人的にはオリジナル版に対するリスペクトが感じられたので特に違和感は持たなかった。むしろ庵野秀明のウルトラマン愛が全開で、どこか愛おしさも覚えたくらいである。懐かしいBGMやSEにも心躍らされた。

 ただ、内容を詰め込み過ぎたせいで、若干ドラマが弱くなってしまった感は否めない。ウルトラマンこと神永と禍特対メンバー、特に浅見との関係性は本ドラマの大きな見どころであるが、いかんせん次々と現れる禍威獣や外星人との戦いにストーリーが追われてしまい人物描写がなおざりになってしまった。肝心の神永(ウルトラマン)と浅見の関係を深く掘り下げることが出来ず、本来であればそこから生まれるはずの神永(ウルトラマン)の葛藤もクライマックスを盛り上げるまでに至っていない。
 また、禍特対のメンバーは夫々に個性的に確立されていたが、果たして神永はどうだったか?と言うと、最速ウルトラマンに憑依されてしまうので掴み所のないキャラクターとなってしまった。彼らの間で果たして本当に同僚以上の仲間意識はあったのか?その絆が弱く感じられたのは残念である。

 一方、映像的な見せ場には事欠かない作品だと思う。冒頭から驚かされる幕開けだったが、次々と登場する特撮シーンのオンパレードに自然と胸躍らされた。以後もウルトラマンと禍威獣の戦いは続き、そのどれもがオリジナル版を意識しつつ確実に現代風にアップグレードした迫力あるシーンになっている。
 パースを強調した構図や物越しのショットなど、いわゆる”実相寺アングル”の多用は流石にどうかと思ったが、これもまた庵野氏のカラーだろう。彼が自主制作した「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」でもそうだった。彼の実相寺昭雄監督に対する敬愛が感じられた。

 ここまで書き連ねてみると、まるでオリジナル版を観ていなければ楽しめない作品のように思えるかもしれないが、決してそういうわけでもない。もちろん知っていれば色々とマニアックに楽しめる作品ではある。しかし、単純に巨大ヒーロー映画として十分に完成された作品になっているので、一見さんでも楽しめる作品になっていると思う。

 尚、庵野秀明と樋口真嗣のコンビと言うと、どうしても「シン・ゴジラ」を連想してしまうが、作りからして完全に違うので比較するのはあまり意味がないような気がする。
 「シン・ゴジラ」はゴジラ第1作を元にその概念を現代的に再解釈した映画だったのに対し、こちらはウルトラマンという概念をそのまま引き継いだ、昔ながらの勧善懲悪な物語である。言い方を変えれば、元の料理の美味しい所をかいつまんで創り上げたサービス精神旺盛な寄せ鍋風な味付けになっており、ストイックに素材の味を煮詰めていった「シン・ゴジラ」とはまったく異なる作品のように思う。

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ありの

4.5シュワッチ

2022年5月15日
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思っていたよりも怪獣がでてきて大満足。懐かしい感じと新しい感じでウルトラマンのファンもウルトラマンを知らない人も楽しめると思う。自衛隊もがんばってたのもわくわくしました。
科学の話が多少難しく感じたけど気にならないほどに没頭できました。

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KID君

3.0IMAXでみました。

2022年5月15日
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楽しい

興奮

でも、昭和を思わせる映像なので
普通のスクリーンで、良かったです。
シンゴジラやシンエヴァンゲリオンほどの
感激(?)は無かったかな。
来年のシン仮面ライダーに期待してます。

申し訳ないですが、
予告映像のトップガンの方にたいして
全面的に期待が高まりました。

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ぷぅ

5.0カルピス姉さん長澤まさみが●大化してシン・ウルトラマンを食っちまった!

2022年5月15日
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こりゃ円谷特撮オタクの全編フェチな傑作SF爆誕の巻だ!

いやはや大好きだなぁ〜この映画。チラリズム満載、匂いフェチ、星人同士が実在の居酒屋(浅草・一文)で重大な会談しちゃったりで、粋でいなせな脚本と演出を堪能させていただきました!いろんな楽しみ方が満艦飾でBlu-ray出るのが今から実に待ち遠しい傑作が完全に意表を突いてコロナ禍、戦争の暗い世相に爆誕した!
この作品を創り上げた関係者の後悔しない振り切った大谷級スイングに敬意を表します
(^◇^)

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あさちゃん

3.5楽しめる

2022年5月15日
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楽しい

あまり深いこと考えず、ウルトラマンを楽しむつもりなら良い映画、2時間の中で全ての整合性がとれてないと納得できない!という人には不満が残る内容

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やん

3.0リヤルすぎ

2022年5月15日
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50代の私は懐かしさと期待で映画館に
ウルトラマンの戦いシーンリアルCGだけに良かったてますがドラマシーンに関しては時代の流れでリアルすぎる内容、中でも長澤まさみさんの巨大化シーンは...
皆さん思いは色々だと思います。
昭和時代の私はウルトラマンの戦闘シーンはやはり
CGよりも生がいいね~そんなところで
全てがリアル過ぎてもどうかなーと思う
皆さんはどう思いますか?って思う映画でしたね(^-^)

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ヤオジュン

3.0どうなんやろ

2022年5月15日
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鑑賞方法:映画館

最初の30分間、 楽しめました😌
その後は 説明がくどくて 疲れました😣
シンゴジラが 大変よくできた映画だったので、 それと比べたら残念でした。
長澤まさみさんが良かったので、星半分追加です😉

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リターナー

3.5大人向けウルトラマン?

2022年5月15日
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突っ込み処は置いておいて古臭さが無くて観ていて不思議な感じ

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シゲゾ〜

2.5シン・ウルトラマンを見て感じたこと

2022年5月15日
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コショワイ

3.0ウルトラマンという菩薩

2022年5月15日
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ぽった

1.5小さい頃テレビの再放送を見てた世代

2022年5月15日
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ぐわちぇ

3.0シン・ゴジラ的な作風を期待して観ると肩透かし

2022年5月15日
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日曜日

5.0是非

2022年5月15日
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興奮

幸せ

何を話してもネタバレになりそうなので詳しくは書けませんが、
ウルトラマンファンが楽しめることは勿論、
有岡さんを筆頭にどの役者さんも良い演技をしていて魅力的でしたので、役者さんのファンの方も楽しんでいただける作品だと思います。

この現代に、こんなにも純粋にSFや異星人といったものに浪漫を感じても良いのだと思わせてくれる作品に出会えたことに幸せを感じました。

ウルトラマンの孤独がじんわりと描かれていて良い。

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mmm

4.0ストーリーがしっかりしてて良かった

2022年5月15日
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笑える

興奮

日本に禍威獣と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れていた。通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府は禍威獣特設対策室専従班(禍特対)を設立し、班長の田村をはじめ神永ら禍特対のメンバーが任務にあたっていた。そんなある時、大気圏外から銀色の巨人が突如出現した、巨人対策のため禍特対には新たに分析官の浅見が配属され、神永とチームを組むことになった。銀の巨人は禍威獣を倒し、ウルトラマンと名付けられ人類の味方だと思っていたが、ある日、突然街を破壊し始め・・・さてどうなる、てな話。
ちゃんと円谷プロが作ってて、スタイルも初代ウルトラマンとそっくりですごく良かった。カラータイマーのないウルトラマンは新鮮だった。
怪獣や科特隊を読み方一緒で違う字を当てるのも面白かった。
長澤まさみの巨人はどうかと思ったが、ゾフィーやゼットンまで登場し、ウルトラマン世代にはとっては懐かしさと奥深さもあり感動モノだった。

追記
テレビ放送のメフィラス星人登場回付きを観賞した。
フジ隊員役の桜井浩子が巨人化するところとか、今回の作品と同じようなシーンだったんだとあらためて感慨深かった。
桜井浩子はやっぱり可愛かった。
50年以上前のテレビ番組なんだけど面白かった。

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りあの

4.0面白かった

2022年5月15日
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そもそもに2時間弱でよくここまでやったなと。

長澤まさみの下ネタ云々が騒がれてますけど、特段そこまで騒ぐほどのものでも無いんじゃないかと。
特に下品な映像表現とも思いませんけどね。

ただ、それぞれに思い入れとかもあるであろう作品ではあると思うのでそれぞれに違和感があったり大喜びだったりってのはあるでしょうが、概ね僕は良い映画だったんじゃないかとは思います。

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たか

5.0ウルトラマン愛マシマシ

2022年5月15日
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楽しい

興奮

幸せ

何も考えないで観ても楽しい作品。
原作を知っていると小ネタで楽しめる。怪獣映画が好きな人には至福の時間が流れる。
人に守る価値はあるのか考えさせられる。
話が薄っぺらいという意見もあるが教訓は考えながら見ないと分からないようになっている。
下ネタのシーンが少々きついので女性は注意が必要。
巷で騒がれているセクハラはただの難癖だ。

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でゅらぽん

4.0ウルトラマンオリジン

2022年5月15日
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楽しい

興奮

知的

日本に禍威獣が立て続けに現れる中、遠い宇宙から60メートルを越す星人が現れた。彼は人類を救うのかそれとも滅ぼすのか。
壮大なスケールで誰もが知るウルトラマンを生まれ変わらせた本作。
自分自身がウルトラマンに触れずに育ってきたため、ストーリーも意外性のあるシーンが多く、思ったよりコミカルでとても観やすかった。また、ウルトラマンの敵によってパートが異なる点もスッキリしていて良かった。
ウルトラマンのしなやかで無駄のないシルエットはヒーローというよりも宇宙人感が強くクールだが不思議という絶妙なバランスだったと思う。
本作で最も印象に残ったのは俳優陣のセリフだった。早口で専門用語や会話が終始繰り広げられていた。テンポが良く、コミカルで本作のリズムを作る上で大きな役割を果たしていた。
斎藤工の宇宙人目線から人類を捉え理解しようとする姿勢は無機質だがどこか愛がある難しい役どころだったが的確に表現していた。
壮大なスケールでウルトラマンを現代に蘇らせ、宇宙から人類への愛を訴える本作に胸が高鳴った。

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カイト

3.5面白かったー

2022年5月15日
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正直ウルトラマン初です。
なので全く思い入れも何もありません。
が、ちゃんと楽しめました。

役者さんたちの早口で喋るのは
聞いててすげえ〜って面白いし
映し方もなんだか独特で...
どういう意図なのかはわたしには分かりませんが
不思議な世界観は妙に惹き込まれました。

何よりも地球外生物の描かれ方がしっくり。
いつも楽しませてもらってるアメコミとかで
地球外生物と英語で普通にやりとりしていることが
どうしても“人間”を感じてしまい
うーん...となってしまうのですが
今作の技術力で人間に合わせてやってます感と
とにかく冷静で淡々と心を通わせにくい感じが
個人的には本当に良くて
これが日本流の宇宙規模の戦いなのか、と
とても楽しめました。

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I am R.

3.0序盤は100点、後半は50点

2022年5月15日
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 制作発表の時から公開を楽しみにしていた作品。誰もが知るヒーローである初代ウルトラマンを現代の技術でリブートするとどうなるのか注目でしたが...

<良かったところ>
・序盤から怪獣とウルトラマンが出てくる
・思ったより庵野感が少なくて見やすい

<悪かったところ>
・話が進むにつれ尻すぼみ
・怪獣バトルが少ない
・人間関係の描写が薄い
・脚本にリアリティがない
・CGのクオリティがショボい

 残念ながら全体的に悪い点が多めの結果となってしまいました。
 まず、序盤は素晴らしいです。いきなりの怪獣出現からウルトラマンの登場が続いて、ド派手なバトル。最初の30分だけなら何度でも観たいです。ですがここがピークであとは尻すぼみになっていく感が否めません。話の展開としては、前半は「VS怪獣」後半は「VS宇宙人」となりますが、私が観たかったのは次々現れる怪獣と戦うウルトラマンなんですよね。もっと怪獣プロレスや禍特対の活躍が見たかったです。
 また、ウルトラマンが登場しないドラマ部分もちょっといただけない。全体を通して主人公(斎藤工)とヒロイン(長澤まさみ)が相棒であることが何度も強調されますが、この二人が相棒として仲を深めるシーンがほぼ無い。初対面からほとんど顔も合わせていないのに急に「相棒だから信頼している」的なこと言われてもねぇ。政治部分もひどいもんです。宇宙人と日本政府が密約を交わすシーンがありますが、決断が早すぎる。現実世界での国家間の条約締結でも何年も交渉が行われるのに、宇宙人とのやり取りが即断即決はちょっと無理があります。また、禍特対のメンバーがたった5~6人しかいないのも違和感。こんな体制で怪獣対応なんかできるわきゃないし、怪獣出現の現場に行く際も全員スーツ姿って。作業着くらいあるでしょ。シンゴジラでは政府や現場の動きを圧倒的なリアリティで描いていましたが、本作では手抜きを感じます。
 CGのクオリティもイマイチですね。派手に動きまわっている時はごまかしが効いてまだマシでしたが、動きの少ないシーンなんかはプレステ2かと思いました。「パシフィックリム」や「キングコング」、ハリウッド版「ゴジラ」などで、巨大怪獣が暴れまわる姿に慣れていると、本作のCGはレベルが低すぎて観ていて辛くなってきます。ハリウッドみたいに予算も人員も無いのは理解しますが、伝統の着ぐるみではなくCGで行くと決めたからには、もうちょっとどうにかならなかったものか。

 怪獣とのバトルシーンはそれなりにワクワクしましたが、それ以外は粗が目立つ作品でした。ところどころ初代ウルトラマンのオマージュ的なシーンもありましたが、マニアでなければ違和感の方が強いでしょうね。「ウルトラマンの劇場版」としてはそこそこ楽しめますが、一般向けの映画作品としては高得点は着けづらいです。

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N T

3.5特撮...

2022年5月15日
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haru shiro