劇場公開日 2022年5月13日

「「野生の思考」と「シン・ウルトラマン」」シン・ウルトラマン しろくまさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「野生の思考」と「シン・ウルトラマン」

2022年7月9日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
しろくま
しろくまさんのコメント
2022年10月10日

pipiさん
読んでくださり、ありがとうございました!
神永はたくさんの本を読んでいました。
中でも、なぜ「野生の思考」を読むシーンを、しかも書名が読めるように映したのか?…という疑問から妄想しました。
楽しんでいただけたら、よかったです!

しろくま
pipiさんのコメント
2022年10月10日

野生の思考を切り口にしたシン・ウルトラマン論。良いですね、良いですねぇ!

非常に楽しく拝読させて頂きました。素晴らしいレビューに感謝です^ ^

pipi
しろくまさんのコメント
2022年7月11日

CBさん
長文を読んでいただき、また、コメントもいただきまして、ありがとうございます!
あと、忘れちゃいけないジャミラ(「故郷は地球」)。
正義が正義を振り回して、力で勝つことを無条件に良しとはしない。そういうTVシリーズのウルトラマンのメッセージも、この映画は引き継いでくれていたと思ってます。

しろくま
CBさんのコメント
2022年7月11日

> 文明や文化に「優劣」はない。そこにあるのは「違い」だけである。こうした考えを唱えたのが「野生の思考」
うわ、深いわあ。そしてめちゃくちゃ勉強になりました。ありがとうございます。上の考え方は、差別を生じにくい面で、非常に好感持てました。まさか、ウルトラマンでこんな学習ができるとは。

> 脚本を担ったメンバーには沖縄出身の金城哲夫、上原正三がいた
シリーズに時折現れる「正義は勝つ、でよいのか?その背後で差別があり弱者が淘汰されているのではないのか?」という金城さん、上原さんの思いが込められた回の脚本は、どれも印象に残ります。子供の頃はなんだかわからないけれど引っかかり、大人になって、ああ、いい脚本だなあと気づく名作たち。「恐怖のルート87」(ヒドラ)、「まぼろしの雪山」(ウー)、「ノンマルトの使者」(ガイロス)、そしてもうひとつ忘れられないのは帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」(ムルチ)。実相寺監督・佐々木組の「恐怖の宇宙線」(ガヴァドン)、「怪獣墓場」(シーボーズ)も好きですが、よくぞ、怪獣番組の中で、俺の心に「これでホントにいいのだろうか?」という気持ちがほんのわずかにでも残る作品を作ってくれた、と感謝感謝です!!

CB