「期待が大きすぎたが、長澤まさみの色気で救われた❤️」シン・ウルトラマン プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
期待が大きすぎたが、長澤まさみの色気で救われた❤️
面白くないとは言わないが、やや消化不良に感じた。
シンゴジラが100点なら、シンウルトラマンは50点かな。
(以下ネタバレで追加 5/15)
まず最初のタイトルバック、オリジナルは「ウルトラQ」が弾けて「ウルトラマン」のタイトルが出てくるのに対して、今回は「シン・ゴジラ」が弾けると「シン・ウルトラマン」になるのには、庵野総監督や樋口監督ら製作陣の遊び心にドキドキものでしたね。
そして「ウルトラ名物」の「逃げ遅れた子供」もちゃんと登場して(笑)、それを助けようとして神永がやられるシーンでは「よっしゃー」と思いました(^_^)
そして禍特対が最初の方の禍威獣を倒した記録は、カットバックで追うだけでサクサク流してしまうのもメチャクチャ素敵でした。
ただ、ザラブが出て来たあたりから何となく雲行きが怪しくなってきます。偽ウルトラマンもツリ目で目バリを入れてもらわないとダメでしょう。
メフィラスの裏工作で徐々に日本政府を支配していくのは、いかにもメフィラスっぽいのですが、最後は呆気なく諦めてしまうのも「はぁっ?」と感じてしまいました。
ゾーフィを悪役に仕立てるのは良いアイデアだと思いましたが、ゼットンの扱いがなんだかなぁ〜。
ラストシーンもゾーフィには「私は命を2個持ってきた」と言わせて欲しかったし、神永が目覚めて突然「終劇」で、エンドロールは無いっしょ。尻切れトンボとしか言いようがない。
さて。
でも今回は浅見分析官こと長澤まさみを如何にエロく、じゃなかった色っぽく撮るかに裏テーマが置かれていたような気がする。ひたすらバストを追いかける初登場のシーンから、巨大化した時のスリットの入ったタイトスカートでのハイキックやゴソゴソとプルーシートから這い出した時のフトモモなど、もうそれだけでも見る価値はあるかと(*^ω^*)
(さらに追加 5/17)
要するに、重度の特撮ヲタが、大人になって強大な権力を持ち、俺たちのゴジラ、俺たちのウルトラマン、俺たちの仮面ライダーを大金をかけて作れるようになり、しかもそれが大ヒットするという夢が叶った奇跡ww
長くなりましたが、また思い出したら追加するかもしれません。
あの「巨大長澤まさみ」じゃなかった「巨大神永」は、「ウルトラマン」の33話「禁じられた言葉」でメフィラス星人によって巨大化させられたフジ隊員がオリジナルであり、そのオマージュです。
今日、観てきました。全体的には、あれこれてんこ盛りで、ウルトラQと初代ウルトラマンオンタイム世代は楽しかったです。長澤まさみの巨大化シーンはウルトラQのオマージュと思いましたが…
いやー、シンウルトラマンにはがっかりしました。3.5も評価が高いような気がします。まだYouTubeのウルトラマンn\aがワクワクする戦闘シーンです。たかだか3分もない動画に負けてるシンウルトラマンって。
あー、あのシーンですね(^_^)
背景がきんいろモザイクの逆光シルエットになって、シューマンのピアノコンチェルトが流れたら感動でひっくり返ってました。
論理的な思考を持つメフィラスなら、どうせ紙クズになる地球にこれ以上の投資をする必要はないとの冷静で冷酷な判断をしたのは十分にあり得ることです。
ただそれでもメフィラスの淡白さはやや拍子抜けしてしまいました(笑)
長澤まさみは、映画「タッチ」や「ラフ」に出たあたりから、一皮むけたというか、雰囲気が変わったと思います。
それ以来、私の好きな方向に進んでいて嬉しい限りです(*^▽^*)
ウルトラマン直撃世代の人たちが作ったエヴァが大当たりして、ある程度の裁量権を持った時に、よっしゃー、今度は「俺たちのゴジラ」や「俺たちのウルトラマン」を作ったるで~となったので、確かにオリジンはウルトラですね。
横からツッコミ。エヴァを模してるのではなくて、元々エヴァが特撮のアングルやレイアウトを模してたので原点回帰で似ているのは当然だと思います。失礼しました。
ガボラの登場する山のシーンは、確かにエヴァの第一話を思い起こさせましたね(^_^)
どうせエヴァを模するなら、ラストの神永が戻ってきた時には、禍特対全員で「おめでとう!」と拍手をしながら迎えてあげて欲しかったww