劇場公開日 2022年2月11日

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「最後の清流・高津川が美しい」高津川 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最後の清流・高津川が美しい

2022年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

島根県を流れる一級河川の高津川を舞台に、人口流出に歯止めのかからない地方の現実と課題を描いた作品。
牧場を経営する斉藤学は、息子の竜也が神楽の稽古をさぼりがちで、息子はこの土地を離れてしまうのではないかと心配していた。そんな中、学の母校である小学校が閉校になる事が決まり、閉校に合わせ最後の運動会を開催し、全国の卒業生に参加を要請する話。
高津川が吉賀町から津和野町を通り益田市へ流れていく一級河川で支流も含めダムが一つもない清流だと初めて知った。
ほんとに水が綺麗で、採れた鮎も美味しそうだった。
甲本雅裕と戸田菜穂にロマンスが芽生えるのかと期待したが、それは無く少し残念だった。
牧場で働く友利惠も可愛くて良かった。
田口浩正が認知症のお父さんと対面し、故郷に帰ると話すシーンはジーンときた。
益田市の映画館まで行って観賞した価値があった。
今度は高津川を上流に遡って映画のロケ地巡りをしてみたい。

りあの