正しいバスの見分けかたのレビュー・感想・評価
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良い意味でも悪い意味でもあっという間の25分
監督と脚本は『左様なら今晩は』の高橋名月
2019年公開作品
脚本短編部門でグランプリを獲得した高校三年生が監督を務めたわけだがわりと著名な出演陣
当時はそうでもなかったのかな
関西弁
舞台は関西の田舎か
みのりは愛知県出身で天音は東京出身だが気にならなかった
なんてことはない会話もやり取りの全てがちょっとした漫才っぽい
関西弁だからだろうか
バス停のシーンで思ったけど中条あやみも岡本天音も同じ種類の生き物なんだなと思うと感慨深い
随分女性の監督が増えた気がする
日本の映画監督といえば怒号のイメージだが今の時代だとそれも大分変わるかもしれない
映画監督なんて能力さえあれば男でも女でもオカマでもヘチマでも構わない
配役
いつも競馬四季報を持っている女子高生の鮫島に中条あやみ
宇宙人を見たという鮫島の友人の中島に萩原みのり
鮫島に思いを寄せる高校生の藤田に岡山天音
藤田の友人の細川に葉山奨之
【独特な会話劇とセンスで高校生のひと夏の淡い恋を描いた短編映画。成程、タイトルの意味が良く分かったよ。】
■いつも競馬四季報を抱えている高校3年生の女子・鮫島(中条あやみ)は、おとなしくクラスでも目立たない存在。
しかし、同じクラスの藤田(岡山天音)は、そんな鮫島にほのかな好意を寄せていた。
ある日、鮫島が宇宙人を見たという話を友人細川(葉山奨之)から聞いた藤田は、より鮫島に惹かれてしまう。
◆感想
・中条あやみさんが、”おとなしくクラスでも目立たない存在な訳ないじゃん!”等と突込んではイケナイ。
・兄が暴走族の長である、中島を演じる萩原みのりさんの、染めていない髪が何だか新鮮である。
- 好きな音楽が、”ソニック・ユース”なんてところも、萩原みのりさん演じる女子高生としては、ナイス・チョイスである。ー
・藤田を演じる岡山天音さんは、盤石の演技である。巧いなあ。
<特に大きなストーリー展開がある訳ではないが、普通の高校生達の淡い恋や駆け引きを優しい視点で描いた短編。
高橋名月監督の長編「左様なら 今晩は」も観てみようっと。>
いちご味
何故かいつもちょっと古い競馬四季報を持つ不思議ちゃんと言われる女子高生と彼に好意を抱き始めたクラスメイトの話。
主要な登場人物は同じクラスの男女2人ずつ、出席番号が隣同士の日直の二人を介して話の切っ掛けを得た男の子が頑張るストーリー。
まどろっこしさまで爽やかで清々しくて、良い意味でおじさんには毒な感じ。
「正しいバスの見分けかた」というより「正しいバスの選びかた」かななんて思ったけど。
どうでもいいかw
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