「【独特な会話劇とセンスで高校生のひと夏の淡い恋を描いた短編映画。成程、タイトルの意味が良く分かったよ。】」正しいバスの見分けかた NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【独特な会話劇とセンスで高校生のひと夏の淡い恋を描いた短編映画。成程、タイトルの意味が良く分かったよ。】
■いつも競馬四季報を抱えている高校3年生の女子・鮫島(中条あやみ)は、おとなしくクラスでも目立たない存在。
しかし、同じクラスの藤田(岡山天音)は、そんな鮫島にほのかな好意を寄せていた。
ある日、鮫島が宇宙人を見たという話を友人細川(葉山奨之)から聞いた藤田は、より鮫島に惹かれてしまう。
◆感想
・中条あやみさんが、”おとなしくクラスでも目立たない存在な訳ないじゃん!”等と突込んではイケナイ。
・兄が暴走族の長である、中島を演じる萩原みのりさんの、染めていない髪が何だか新鮮である。
- 好きな音楽が、”ソニック・ユース”なんてところも、萩原みのりさん演じる女子高生としては、ナイス・チョイスである。ー
・藤田を演じる岡山天音さんは、盤石の演技である。巧いなあ。
<特に大きなストーリー展開がある訳ではないが、普通の高校生達の淡い恋や駆け引きを優しい視点で描いた短編。
高橋名月監督の長編「左様なら 今晩は」も観てみようっと。>
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