喜劇 愛妻物語のレビュー・感想・評価
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この喜劇は一発芸だった。最近見た日本映画で、この瞬間だけは笑えた
まぁ、こう言った。普通以上に仲の良い夫婦が描けるから、朝の連続ドラマが任せられるのだと思った。
自伝的脚本って言っていると言う事は、こんな恥ずかしい主人公は、この脚本家ではないと言う事。
こんな簡単に『サカル』っなら、少子化にもなるまいに。この脚本家が考える様な社会がくれば、子供が沢山沢山増えて良いだろう。是非是非、朝の連続ドラマにサカレル様なエロ話♥を、この脚本家には登場させて貰いたい。仕事に行く前に、国民的朝ドラ見ながら、生殖行為にはげんで、可愛い子供が増える美しい日本社会を実現させよう。
それぞれの夫婦の形。
夫婦2人がなんだかんだ息が合っているように感じます。
ドアの向こうには、いろんな家族の姿があると思います。家族にしかわからないことも多いと思います。
こんなに汚い言葉を毎日言い放っているにも関わらず、別れられれば良いのに別れない妻。だらしがないから妻が怒っているのに、がんばっていると言う夫。
なんだかんだ言いながら、夫から離れられない離れない理由があったり、思い出があったり、お互いに持ちつ持たれつ、お互い様なのかもしれません。
夫婦って嫌なところも良いところもあるけど、乗り越えられるのが夫婦。だめなら夫婦にはなれない。
それでも幸運を呼ぶ赤パンツをいまだはいている妻。
幸運を呼ぶ赤いパンツを選んでいる時の2人がとても好きです。
宿泊施設の3人でシングルを予約して、裏から忍び込む様子に、爆笑です!
濱田岳、水川あさみ、また観てみたい俳優さんとなりました!
旅行気分が楽しめる作品です。うどんが食べたくなります!
水川あさみここにあり!!
リアリティと面白さの両方を追求して、ここでしか味わえない映画になっていると思います。水川さんと濱田さんのやり取りが絶妙でした。セックスに持ち込みたい時の濱田さんがとにかくキモいです。娘が真っすぐなのが救いでした。大久保さんと夏帆さんも役柄に合っていました。終盤までグイグイと引き込まれますが、男をアゲたとかはないので、起承転結の結が弱いと思います。
夫婦漫才みているみたい
うだつの上がらない、プライドの高さだけは天下一品の夫、豪役を濱田岳さんが。
その夫へ口を開けば罵詈雑言を浴びせ、イライラがとまんない妻のチカ役を水川あさみさんがそれぞれ演じている今作。
どちらの役者も、シリアスからお笑いまで幅広い役柄を演じている二人だけに、とても楽しみにしていましたが、その期待を裏切ることのない熱演ぷりでした。
もー、見ている間、豪のチープでしょーもなさすぎるプライドと、抑えるのが大変な性欲に笑いまくる反面、おいおい、そりゃアカンやろを何度呟いたことか。
年収50万円の夫に、悪態付きまくり、悪口吐きまくりのチカは、見ていて嫌だなと思う方もいるでしょうが、私はもうかなり笑いました。ズバリそうでしょうてきなコメントと、関西出身ならではのツッコミの速さに水川あさみさん当たり役だね!と大満足。
どこまでも嫌味や文句を言われても、投げつけられてもめげない夫と、そんな夫をなんだかんだ言いながら、見放さずに(見放せずに?かな)夫婦を続けていく妻。
本当に嫌いなら別れてしまえば良い話を。
期待してないとけなしながらも、応援する気持ちがやはり最後の最後まであるから、何年も夫婦を続けていけるんだろうね。
子供のいる前でも、最後は暴言吐きまくりの夫婦でしたが、子供は寝ているフリを続けている。。。ヤッパリ子供ってそうなのかなー。最後にはお母さんにお父さんを怒らないでって泣きつくところなんて、見ていてやはり心が痛みます。
大人の事情なんて子供が気にしないと行けないような事はやはりやめておきたいもんですね。
ストレートに相手に愛してると、なんの見返りも期待せずに伝える豪の気持ちが、チカへと届いていることが、ホッコリさせてくれました。ヤッパリそこなんだろうなぁ。
笑いあり、共感あり。
たくさん楽しませてもらいました。
キャストが好き
好きな2人だから見ました!
あんなボロクソ言われてもそうそう怒らない人いるんですね。笑
とんでもない言いようです、演技うまくて時々言い合いのヤバさとか、雰囲気感がリアルで笑っちゃいます。
けど映画自体は割と淡々と人の人生を見る感じなので、元々好みではないジャンルなので、いいなぁとは思わなかったですが、時々笑える映画でした。
あまり良さを見出せずに見終わってしまい、残念でした。
うんざりと愛情たっぷり、一緒に居てやんなきゃ
『百円の恋』『嘘八百』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『アンダードッグ』などインディーズ作品を中心に活躍する脚本家、足立紳。
そんな同氏の自伝的小説を、監督第2作目として自ら映画化。
見て驚いた。今や売れっ子でこんな苦労してた時期あったんだ…じゃなく、
こ、こんな恐妻家さんなんだ…((( ;゚Д゚)))
全く売れぬ脚本家、豪太。
妻チカとは結婚10年だが、倦怠期。長らくSEXもナシ。
それどころか顔を合わせれば罵倒され、邪険に扱われる毎日…。
脚本家としても夫としても父親としてもダメダメダメ…。
そんなある日、ようやく運が向いてきた。
ずっと温めているホラー脚本が会社に良好。
さらに、香川を舞台にした高速うどん打ちの女子高生の企画が舞い込む。
チカに運転手を頼みに頼み込んで、幼い娘アキも連れ、取材と夫婦仲を取り戻す旅行を兼ねていざ香川へ向かうのだが…。
これは喜劇?
それとも悲劇?
いやいや、シリアス劇かもしれないし、ある意味怖劇でもある。
端から珍道中。旅先でもチカの愚痴や不満、毒舌、罵倒、悪態は止まらない。
ウチは貧乏。ケチケチ旅行。チカの遣り繰りはある意味天才的! でも、それを巡ってまた喧嘩…。
関係を修復する筈が、やればやるほど…。嗚呼、こんな筈じゃ…。
さらに追い打ち。取材の場。当てが外れる。
暗雲立ち込める…。
チカはここまで運転して、疲労困憊。イライライライラ…。
運転故大好きなお酒も飲めず。イライライライライライライライラ…。
そして遂にプッツン!爆発!ブチ切れた!
まあ日頃から邪険にしているけど、今回ばかりは本当に愛想尽きた。容赦ない罵詈雑言。
普段はKOされる豪太だが、今回は彼も彼なりの不満をぶちまける。
夫婦両者の言いたい事を、腹の底から赤裸々と。
うだつ上がらず、それでいて人懐っこく、親近感あって憎めない。もう、濱田岳の十八番…いや、為の役!
でも、本作のVIPは水川あさみだろう。
その演技や女優としては時々賛否の声もあったりしたが、自分はなかなか好きな女優であった。『カメレオン』でのクールビューティーなヒロインも良かったし、濱田と共演した『今度は愛妻家』ではあっけらかんとした演技を見せ、『ミッドナイトスワン』での助演も非常に印象残った。今回はその才が最高に“爆発”した。
パワフルな熱演、存在感。
濱田との文字通りの名“夫婦漫才”なコミカルなやり取り。
何処か哀しげな面と、夫への愛情も滲ませる。
そんな両者の間に入る娘・アキ役の新津ちせの可愛らしさ、ちょっとのワガママさとおマセさも絶妙で、いいアクセントになっている。
喜劇であり、悲劇であり、シリアス劇であり、怖劇。それらをテンポよく軽やかに捌いた足立紳の演出も単なる脚本家に留まらせるのは惜しい。
これまで多くの映画やTVドラマやアニメで様々な夫婦を見てきたつもりだが、これほど分からない夫婦は居ない。
喧嘩、喧嘩、喧嘩…喧嘩に次ぐ喧嘩。
かと思えば、一緒にご飯を食べ、一緒に寝る。
旅先で遂にもうギブアップ。「別れて」
「これ以上無理」「ダメになる」
でも…。
どんな夫婦も当然、愛があって結婚した。
この夫婦の場合、愛の証しは、赤パンツ。
それは二人で一緒に買った。
今もそれを履いて寝ている。
そしてラストシーン。
豪太の手書きの脚本を、チカがワープロで打つ。
「読めない」「ヘタクソ」とまた愚痴を言いながら。
赤パンツとこの共同作業。
これがこの夫婦のカタチなんだろうなぁ…と感じた。
夫婦愛とか美しい言葉じゃなく、腐れ縁とかでもなく、
正直、うんざり。でも、見捨て切れない。しょうがない、愛情たっぷり一緒に居てやんなきゃ。
離れられないほど…
濱田岳と水川あさみの夫婦は滑稽な感じがするが、似合っている。
大学の映研時代に付き合うカップルがそのままゴールインしたら、旦那が売れないまま10年経ってしまい、今や「クソ雑魚」呼ばわりされる旦那(笑)
妻は酒浸り(笑)ながら日々を家計をヤリクリして働いている。昔買ったヨレヨレの赤パンも今も穿いている。
その妻の尻に飽きたと言いながら他ではやれないないので、エッチなお願いをする旦那には失笑しかない。
そんな最中、持ちかけられた脚本の映画化と絡めた仕事の為に香川県に取材旅行する家族三人。
貧乏旅行の鈍行で東京から香川まで、余裕ないからオニギリ、チューハイ持参するシーンは今時見掛けないので「いつの頃ならこんな旅行してたのだろう?」と考えてしまった。
ビジホに泊まる際は妻のみ裏口から侵入して内緒で三人宿泊、物分かりが悪い旦那が妻のフォローを何一つ出来ないのは呆れる。
そりゃ捨てられてもおかしくないわ。
さらにセクシーな大久保佳代子に言い寄られて、胸元に目が行きまくり、過去には関係も持っており、さらに溜まった性欲をお互い解消する為のメールまで送っても飽き足らず、電話する姿はアウト!座って電話しながらドコ触ってんだ~!(笑)めっちゃキモい(笑)濱田岳キモい演技上手すぎる(笑)
しかしながら、細々と笑いを繋げてはいるものの大笑いする様な喜劇にはなっていないと思う。
滑稽の域を越えてる気がするスケベさがある。
大久保佳代子が胸元露にしてるシーンも夏帆の腰元を強調した肢体も水川あさみのお尻のアップも
ん~濱田岳は恵まれ過ぎてる気がする。
夫婦が仲良く仕事してるシーンを見ると目標に向かっていく夫婦で良いのだが、逆にイチャイチャしやがって…とか(笑)
パッケージの背負われる濱田岳は映像としてはないのだが、この妻無くして夫なく、見放せない妻は優しすぎるこの関係は喜劇。
ラストはこれでも喰らえ!って事で◯
くたびれた赤パンツの意味
水川あさみ、スゲー。ありえないほどの体当たり演技だ。オープニングから何度も写る彼女の汚れ気味の赤パンツのアップ(本人ではないかもだが)から始まり、いやらしいセリフを連発したり、触られたり、下着にはなるし、電○見て喜んだり、オナラシーンもあるなど、よく頑張ってたわ。
確かに途中で演出過剰?気味でうわーこんな嫁、やだわー、と思うシーンもあるが、笑えるシーン、ダメ男のシーンの連発だ。
娘の無邪気な行動がとても良い演技で感心する。
オアシス大久保も大胆で、夏帆は赤裸々だわ。
しかし、濱田岳はダメ男がいつもだがなんとも似合う。
水川あさみ、濱田岳が好きでは無いと不愉快極まりなくなるかもな。
オープニングのくたびれ気味の赤パンツの意味がわかるラスト。まだまだ嫁は旦那に期待しているのが分かるところがなんともいえない。
悲劇 恐妻物語
妻のチカが夫の豪太を罵倒するセリフが切れ味鋭くてとても面白かったです。水川あさみさんの恐妻演技、最高でした。
でもこんな恐妻で夫が可哀想なのか、こんなだらしない夫で妻が可哀想なのか意見が別れるところだと思いますが、僕は後者です。
何だかんだ言ってこの妻はどこかで夫の才能を信じて文句いいながらも手伝っていますが、この夫はセックスのことしか考えていないのですから(笑)。
この映画、特にオチはないのですが、豪太が妻のチカの恐妻ぶりを小説にしてそれが大当たりするというオチはいかがでしょうか?
CommedyOFStoryDeSweetWives!!!????
なんかコメディーなのに、若干アクセントが弱い。
なんか苦笑いが多い。(笑)(笑)
爽やかな笑いが欲しかったような。(笑)(笑)
セリフにもっと工夫が欲しかったような。
さすがに、キモイの連発や使い過ぎにちょっと悲しくなってしまったり。(笑)(笑)
同じセリフは二度は使わないような工夫や、繰り返しを少なくするアイデアが足りなくて。(笑)(笑)
ストーリーの展開も遅くて。
アクションのはちゃめちゃさもなくて。
書き直したい。(笑)
個人的には、貧乏、一発で金が入ってきて、豪遊、そしてピンチで貧乏、最後は普通になんとか見たいな。
そういう振幅が欲しいところ。(笑)(笑)
あれだとなんか情けない。
映画の意味が少ないと思ってしまう。(笑)(笑)
俳優さんなどがもったいないと感じてしまいました。(笑)(笑)
修正してほしいような。
仕方がない。(笑)(笑)
喜劇をつけているけれど、うーーーん。(笑)(笑)
まあ、仕方がない。
TheStoryDeLovelyWife!!!!????
うーーーん。
まあなんかわからなくはない。(笑)(笑)
携帯世代、ポケベル世代の悲しさが少しにじんでいたり。
まあ、どんな世代にも欠点はあるみたいだし。(笑)(笑)
若干、ダチョウな感じで。
女優さんは大変だったようなどうなのか。(笑)(笑)
個人的には、もっとサクサクと。
そして、もっと前からのストーリーで観たかったような。
そしてギャグがあんまりなくて。
いまいち、口論のセリフもマンネリ化していて、面白くない。(笑)(笑)
バトルもアクション性はなくて。(笑)(笑)
いまいちハチャメチャさに欠けており。
俳優のキャラに頼りつつも、若干クドイ展開で。
仕方がない。
まあ、適度に楽しめたような。
あとはチョイエロがあった方が、これじゃ12禁の意味がない。(笑)(笑)
VRはちょっと笑えたけれど。
テンガとか登場して欲しかったようなどうなのか。(笑)(笑)
もっとエロを追及してほしいような。(笑)(笑)
まあ仕方がない。
全然ハッピーエンドじゃないよ。
売れない脚本家でダメな夫だけど性欲だけは立派な豪太とそんな夫に毎日暴言を吐く奥さんチカとその娘アキの香川旅行珍道中。
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この奥さんの口の悪さが最高で、絶対水川あさみこの役の時ストレスとかなかっただろうな。邦画で特に女の人は口悪いってあんま無いけど、かなり爽快な口の悪さでした。
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あとは、女子会の描き方上手い。特に女子の下ネタ話、監督も脚本も同じ足立紳さんだけど、この人男なのに女子会に潜入したことあるんかってぐらいあれはほぼリアルだった(笑)どうです、男の皆さん、女の下ネタは全然見てて笑えないでしょ?なんなら居心地悪かったでしょ?.
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でも最後なんだかんだ2人は幸せそうには見えるけどこれって、ダメな男から離れられずにとらわれちゃう女から見たらホラーな話だよ。
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きっとこんなに毎日暴言を聞かされて夫の方が可哀想だと思ってる人多いと思うけど、この旦那からしたら暴言吐かれるよりヤラせてくれないことが妻への最大の怒りなわけで。
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なんなら、あの大久保佳代子との関係が奥さんにバレるわけでもなく、ただ何も解決されず事実として提示されたことがホラーだわ。あの男は奥さんともヤレて結局浮気相手ともヤってるだろ。
否定姫
恐妻であるチカさんの容赦ない罵倒に
中盤までは嫌な気分になったものの、
愛情が無い、或いは愛された事ない人では無いから、
子供の事は大切にしてる。可愛がってる。
常にイライラして家族を罵っていたら、
むずかる子供に手をあげるのかとヒヤヒヤしましたが、
決してそんな事は無く。
まあ、目の前でいつもあれだけの喧嘩してる両親を見て育ったら、卑屈になりそうだけど、、
しかし
チカさんはセリフ聞いてるとずっと否定的。
気の合う友人のユミちゃんの話を聞く時も
肯定してる感じは無かった。
自分の話はずっと愚痴だし。
10年も稼ぎが無くて、家事にも参加しないダメ夫と暮らすとマイナス思考の塊りになっちゃうんでしょうか。
ラスト、夫の書き上げた原稿を
笑いながらパソコンで打ち込むシーンにホッコリ。
なんだなんだ、やっぱり惚れてんのねと。
過激な愛の形
まず、この作品を家族で見ようとしていらっしゃる方がいたら少し注意したほうがいい。pg12指定がついているが、出てくる下ネタのワードが結構えげつない。
小学生以下の子供と一緒に観ようとしてる人は要注意。
その上で本作の感想。
僕は普通に楽しめた。
何より水川あさみさんがすごい。
基本罵声しか発しないのだがその節々で本当は旦那の事が好きで、旦那のことを誰よりも認めているというのを所々で表現されていた。
この水川あさみさんと夏帆さんのおかげで見れるようになったと言っても過言ではない。
濱田岳さんもとても素晴らしかったのだが、ナレーションの声に少し違和感。
その上で良いところでもあり、悪いところを述べる。
それはBPOギリギリの主人公夫妻の言動である。
貧しいからという理由ではあるがシングルで予約したホテルに裏口から忍び込んでフロントの目をごまかして泊まるという犯罪行為、さらに夫は夜街に出かけて酔い潰れてる女性のパンツを見ようとしたり。
妻が浴びせる罵声も「そんなに言わなくても・・・」となるくらいの過激な言葉。
これを許せるかどうかで本作を楽しめるかどうかが変わると思う。
ちなみに僕は引っかかりはしたもののなんだかんだ役者さんの演技で最後まで観れた。
【”それでも、妻は”幸福を呼ぶ赤いパンツ”を穿いている・・。セックスレス2カ月の夫婦の面白きロケハンロードムービー。面白くて・・、ホロリとします・・。】
■印象的なシーン及び突っ込み
1.売れない脚本家、豪太(濱田岳)の妻チカ(水川あさみ)の夫に対する毒舌が凄い。
”うぜー、息すんな!””死んじゃうよ・・””死ね!”
といったシーンが1000回位繰り返されるのであるが、何故か嫌な感じがしない・・。
2.豪太の提案した案がテキトーな編集者に受け入れられ、家族で香川に行くことに・・。
ー青春18切符で東京から香川までって・・。豪太の年収50万円だもんなあ・・。-
3.旅行先での節約術の数々
チカの予約したホテルはシングル・・。チカは豪太と娘アキ(新津ちせ)をフロントを通させ,自分は電信柱をよじ登り、必死の思い出裏口から部屋へ・・。
ー豪太に罵詈雑言を浴びせかけても、自分が頑張るんだね、チカ・・。-
酒好きのチカは試飲用の赤ワインを水筒に・・。
4.豪太の執念の2年ぶりのセックスを求めての面白きモノローグの数々。
ー妻の態度を観察しつつの独白がとても、オモシロイ・・。素直に言えないところが尚、オモシロイ・・。-
5.チカの親友由美(夏帆)の後押しもあり、漸く合体した後、少し夫婦仲は改善するが・・。そして、家族三人で訪れた寿司屋でチカがぐいぐい呑む日本酒は”コシノカイテン・・越の回転?腰の回転?・・、小ネタもおかしい・・。
ー夫婦の夜の営みは大切ですな・・。ー
<豪太の力作の脚本が何故かボツになり・・川辺で妻の口から出た言葉・・。
親子三人で抱き合いながら大泣きするシーンで、ホロリと来てしまい、冒頭からアップになっていた赤いパンツの謎が明かされて再びホロリと泣き笑い・・。
チカの毒舌は夫の脚本家としての力を信じるが故の、”応援”であり、“愛”であった。
濱田岳さんは勿論の事、水川あさみさんってこんなに素晴らしい女優さんだったのか!という嬉しい発見も出来た作品。
足立伸さんの書いた脚本の映画を、今後も観たいと改めて思った作品でもある。>
コシノカイテン
水川あさみに濱田岳。絶対イケそうな根拠のない自信がありました。確信に変わるのにさほど時間は要りませんでした。
やっぱりタンクトップには赤パンツ。
新津ちせちゃんの困った顔の演技すごく良かったです。海水浴場の監視員のあの腹!ソフトクリーム柄の浴衣の光石研も普通に良かったです。なんと言っても、女子高生が白眼むいて腰振りながら伸ばし棒でうどんを伸ばすシーンがエロくて圧巻でした。
10年前だったら、アタシのパンツも立派なテントを張っていたでしょう。
水川あさみはもちろんアタシのかみさんではないからこそ、妄想してしまうのですが。夏帆のセリフもいやらしかったですね。
あのパンツはピンクに見えました。それだけ長く大事にはいている証拠。夫婦愛ですね。深紅の赤パンツは東京ではなんと言っても巣鴨商店街のマルモです。たぶん赤パンツを買うシーンは巣鴨ですね。私も赤パンを世話になった人の還暦のお祝いに買ってあげたことがある。男用も充実しています。還暦のお祝いに浦和レッズのファンの人なので、レッズの赤いシャツをあげたいが、幹事がパンツまでは予算が足りないというので、下は巣鴨の赤パン(ボクサーパンツ)で間に合わせたのだ。気が利くアタシは奥様用の赤パンツも買って幹事に渡した。蛇足ですが、その御仁はたぶん奥様ではない人に履かせた可能性が高いとみんな言ってました。
讃岐うどんのコシ(腰)は足踏みによって生まれる。惜しむらくはやたらと合体に持ち込みたい豪太がチカにマッサージする場面で、「しつけーんだよ、そんなにマッサージが好きなら、アタシがあんたの中途半端なこいつを鍛えてやるよ」とふんずけるシーンがあれば☆5つでした。
香川の寿司屋で水川あさみが呑んでいた冷酒の名前はコシノカイテンでした。腰の回転。気付いた? 気付かなかった人はもう一回観て下さいね。
この映画シリーズ化できると思いますよ。釣りバカ日誌には及ばなくても5シリーズぐらいは行けそうです。 水川あさみはテレビドラマで看護師長役(主演は中島あやみでしたが、彼女の方が主役だと思ってとても楽しみに観ていたアタシ。 松竹じゃないけど、もしかして、日本映画の金脈堀当てたかも。初日のシアターは中高年の方が多かったです。それだけ、シリーズ化できそうな笑って泣ける邦画への期待が高いのではないでしょうか。
さて、次回作はどこがロケ地になるのでしょうか。豪太は絶対車の免許取ってはダメです。大久保佳代子はレギュラー決定ですね。次回作のお酒の名前も楽しみです。
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