「どんな作品にも自分の好きな所はみつかる」喜劇 愛妻物語 Buさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな作品にも自分の好きな所はみつかる
映画や音楽のアルバムなど、あらゆる作品に自分に合う合わないはあるが、どんな作品にも自分の好きなシーンや、曲はしっかり向き合えばみつかる
妻は夫の作品や、人柄のほんの一瞬に惚れ、夫のために努力をする
長く真剣に付き合っていれば、嫌いな部分がたくさんみつかり、嫌いな所ばかり気になるものである
それでも、そのほんの一瞬を信じ、好きになり、一緒にいることで、なんとか一緒に生きる喜びがみつかる
この映画は、コメディ6割、シリアス4割であり、メイン2人の役者によって大部分が成り立っている
2人役者は既婚者であるが、それゆえに映画を観てる感覚を忘れるほどのリアルとコメディのクオリティが高すぎる
ダメな夫のダメな部分が目立ちすぎるため気づきずらいが、妻のダメな部分も要所要所描かれているため、絶妙にバランスがよい
これからの人生
作品の、人の、嫌いな部分も好きな部分も愛し、コメディ6割、シリアス4割のバランスで生きていけたら最高だ
追記
オアシズ大久保について、エロい人妻としての存在感とリアリティは最高だが、水曜日の不倫についての回収がないため、ラスト15分は無駄な緊張感を感じてしまった
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桜場七生さんのコメント
2023年3月21日
共感しました!
仰る通り、リアルとコメディのバランスが良く、演技でそれが成り立っているなあ、と思いながら見ていました。
私も「水曜日の約束どうなるんだろう…」と最後の15分は緊張して見てしまいました。
そこで夫婦関係精算、となるのかと思ったらそうではなかったですね笑