「離れられないほど…」喜劇 愛妻物語 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
離れられないほど…
濱田岳と水川あさみの夫婦は滑稽な感じがするが、似合っている。
大学の映研時代に付き合うカップルがそのままゴールインしたら、旦那が売れないまま10年経ってしまい、今や「クソ雑魚」呼ばわりされる旦那(笑)
妻は酒浸り(笑)ながら日々を家計をヤリクリして働いている。昔買ったヨレヨレの赤パンも今も穿いている。
その妻の尻に飽きたと言いながら他ではやれないないので、エッチなお願いをする旦那には失笑しかない。
そんな最中、持ちかけられた脚本の映画化と絡めた仕事の為に香川県に取材旅行する家族三人。
貧乏旅行の鈍行で東京から香川まで、余裕ないからオニギリ、チューハイ持参するシーンは今時見掛けないので「いつの頃ならこんな旅行してたのだろう?」と考えてしまった。
ビジホに泊まる際は妻のみ裏口から侵入して内緒で三人宿泊、物分かりが悪い旦那が妻のフォローを何一つ出来ないのは呆れる。
そりゃ捨てられてもおかしくないわ。
さらにセクシーな大久保佳代子に言い寄られて、胸元に目が行きまくり、過去には関係も持っており、さらに溜まった性欲をお互い解消する為のメールまで送っても飽き足らず、電話する姿はアウト!座って電話しながらドコ触ってんだ~!(笑)めっちゃキモい(笑)濱田岳キモい演技上手すぎる(笑)
しかしながら、細々と笑いを繋げてはいるものの大笑いする様な喜劇にはなっていないと思う。
滑稽の域を越えてる気がするスケベさがある。
大久保佳代子が胸元露にしてるシーンも夏帆の腰元を強調した肢体も水川あさみのお尻のアップも
ん~濱田岳は恵まれ過ぎてる気がする。
夫婦が仲良く仕事してるシーンを見ると目標に向かっていく夫婦で良いのだが、逆にイチャイチャしやがって…とか(笑)
パッケージの背負われる濱田岳は映像としてはないのだが、この妻無くして夫なく、見放せない妻は優しすぎるこの関係は喜劇。
ラストはこれでも喰らえ!って事で◯