劇場公開日 2020年9月11日

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「ダメダメ夫への怒りとあきらめと愛着」喜劇 愛妻物語 ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ダメダメ夫への怒りとあきらめと愛着

2020年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

オープニングのテーマ曲・・・アレンジされてメロディが変わってますがすぐにわかりました。
(あ、これ、「阿修羅のごとく」のテーマ曲だよね)

原曲はトルコの行進曲だとは知っていましたが、この際なので検索すると、『ジェッディン・デデン』というトルコでは一番ポピュラーな軍楽曲(メフテル)で、実は歌もついているとは初めて知りました。ちなみにこのメフテルというものが現在の行進曲の原型みたいです。
怖いんだけど、なんだかユーモラスなこの曲がちょっと脱力系にアレンジされていて、救いようがないクズ夫に妻のイライラがどんどん募っていく、緊張感に可笑しみを添えています。

濱田岳さんのニヤけた顔が最高にムカつき、さすがの演技です。水川さんのあまりに見事な罵詈雑言が心地よく響いて、ちょっとうとうとしてしまい、二人がイイ感じになった所を見逃してしまった↷配信になったら必ず観ます。子役の子もうまかったけれど、実年齢より幼い役をやっているんでしょうか。抱っこをせがむのは無理があったので、もう少し小さい子にするか、おんぶに変更してあげた方が良かったかな。

ゆり。
ゆり。さんのコメント
2020年9月21日

この独特の管楽器の音色は、「阿修羅のごとく」しかないと確信したわけですが、独立愚連隊西へ、というのも気になります。
それにしてもアキは何歳でしたっけ?確か、「アキを妊娠した時もあなたは、そんな”この世の終わり”みたいな顔をした」というセリフがあったと思います。結婚10年なら多分できちゃった婚ではないのに、妻にそんなことを言わせるなんて豪太はやっぱクズです。チカが菩薩に思えてきました。

ゆり。
カールⅢ世さんのコメント
2020年9月21日

ジェッディン・デデン YouTubeで確認しました。わたしは 独立愚連隊西へ(加山雄三、フランキー堺、佐藤允)でよくかかっていたなと思いました。軍隊モノの喜劇です。結婚10年頃はゲリラ戦がはじまる頃ですかね。攻めたり、責められたり。喜劇でこれから闘いがはじまりますよ~って、狼煙のようなものですか。鼓舞されますよね。

カールⅢ世
NOBUさんのコメント
2020年9月21日

おはようございます。
朝から照れくさいNOBUです。
良き父、夫かは、家人と子供達が判断する事なので何とも言えませんが・・私にとっては今作品のご夫婦は素敵だなあ・・と思ってしまったのです。
では、又。

NOBU
kossyさんのコメント
2020年9月21日

ゆりさんへ。
阿修羅のごとくでしたか~
聴いたことあるな~と思いつつ、全然思い出せなかったです・・・

kossy
ゆり。さんのコメント
2020年9月21日

「阿修羅のごとく」のテーマは強烈でしたよね。トルコ軍のメフテルが聞こえると西欧の人々は恐れをなしたそうですが、西洋の音楽と比べるとちょっとユーモラスに感じてしまいます。

ゆり。
NOBUさんのコメント
2020年9月20日

おはようございます。
 私と同じ感想を書かれていたので・・。(レビューには怖くて書けませんでした)
 幼少期、両親が向田邦子さんのファンで「阿修羅のごとく」の如くを見てまして、オープニングのテーマ曲・・の異国情緒ある、けれど何となく怖いメロディが耳に残っていました。
 その後、再放送を見たらマア、妻帯者にとっては怖い事、怖い事・・。
 今でも、家人から”無言の怒り”(頼むから口で直接言ってくれ!)を感じるとこのテーマが脳内に流れ始め、”え!私、何かやらかした???”と怯える習性がついてしまったNOBUです。
 この作品では、夫婦が(特にあの奥さんの毒舌の嵐)率直に口喧嘩をするので、その点は喜劇として楽しめましたが。
 では、又。

NOBU