トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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映画館で是非!
トップガンといえばトムクルーズが飛行機にのってる映画くらいのうろ覚えの状態で(すみません!)見に行きました。私と同程度の方もみえると思いますがそんなの構いません!予備知識なくても説明的な部分がちょこちょこあり大丈夫です。そして普段はアクション、エンタメ系はあまり見ないほうの私ですが、まさに王道の楽しさ、これぞハリウッド映画、と改めて見直しました。
上映中は前のめりになったり背もたれに張りついたり、ストーリーと共に楽しめました。たまたま空いてたのでIMAXで鑑賞しましたが、できればIMAXをおすすめします。
それにしてもトムクルーズも演出もすごい!!
36年間の重みがぎっしり詰まった物語
36年振りの作品であり、その間の登場人物と、関わる方の人達の想いと重みが詰まった作品。
こんなに素敵な物語に、感謝しかありません。
トップガンは、若者の挫折と栄光とを描いた青春映画。
それから36年経ち、それぞれの人生を歩み、変わっていった人たち、変わらずに踏みとどまったマーベリックを描く、ヒューマンドラマでありなが、ガチのアクション映画。
人生の晩年に差し掛かる中、それでもあがらうマーベリックと支える人たち。
この作品のためにトップガンがあったのではと、思える作品でした。
特に、私もおじさんになり、バイクにも乗らなくなり、変わった側にたっているので、尚更感情移入してしまうのかもしれません。
素晴らしい作品でした。
お金を捨てたい人はどうぞ。
中弛みゼロ!音速の131分
映画はクリエイトからクオリティの時代へと
本作の感想と言えば“面白い!!”の一言で終わってしまい書くつもりはなかったのですが、鑑賞後時間が経ち色々と思うところが出て来たので、遅ればせながら感じたことを書き綴らせて貰います。
前作の『トップガン』('86)って、恐らくリアルタイムで観てはいますが、個人的には何の思い入れもなくて、今回も観るかどうか迷ってはいたのですが、余りにも世間の評価が高かかったので、映画好きとしては観ておかねばと鑑賞すると、これが面白かった!!
これぞハリウッドエンタメメソッドマックス作品であり、よく使われる定番コピー「世界よ!これがハリウッド映画だ!」の見本の様な作品であり、これぞ“ザッツ・ハリウッドムービー”“ザッツ・エンタテイメント”の様な作品でした。
で、何故こんなにも前作に思い入れが無いのに面白く感じたのだろうと考えてみたのですが、恐らく私の映画鑑賞歴が多分に影響しているのだと思います。
私が映画を本格的に観出したのは1970年代からで、特にその当時ムーブメントでもあったアメリカンニューシネマに影響されて映画好きなっているので、80年代からのバブル期のアメリカ映画に対してはどうしても軽く見てしまっているし、70年代の反社会的作品から80年代の“アメリカ万歳”に対する抵抗があったのだと思います。
なので同じ80年代のヒット作『愛と青春の旅だち』('82)なども面白いと思っても私にとっては重要な作品では無かったし『トップガン』も全く同列の作品とみなしていました。
そういう意味では本作も前作と同様に“アメリカ万歳”の映画ではあるのに、何故こんなにも楽しめたのかという事になってくるのですが、これはもう私自身の映画に対する価値観の変化でもあるし、社会の価値観の変化でもあるのだと思います。
これだけ長く映画を観続けていると、映画を一作品だけで見るよりも歴史の流れとしての価値観で観てしまう傾向にあり、最近Netflix制作の映画を観ても感じてしまう事と共通しているのかも知れません。
Netflix制作の映画を観て何一つ目新しさは感じられないのに、資金力によって俳優であったりスタッフ・技術にお金を出し、高品質な作品提供により観客への満足感を提供している様に感じられました。
本作にもそれは感じられ、その様に考えて行くと20世紀までの映画は創造であり、21世紀以降の作品は高品質若しくは洗練であるように感じている自分がいます。
日本映画の庵野秀明の“シン・シリーズ”然り、最近の娯楽映画コンテンツの傾向は概ね確立されていて、目新しさは殆ど無いが、長い歴史による技術的進歩により、より高クオリティで完成度の高い作品が増えてきているように思え、本作などは(あくまでもハリウッド娯楽映画としての)現時点の最高品質の作品であり、誰にも文句を言わせない強度を見せつけ、世界の映画ファンをねじ伏せたのだと思いますよ。
59歳にして現役!すごっ!
パーフェクト!(2022)!!!(2024)
これはスゴい。言葉を必要としていない。
描写、こだわったんだろうなぁ。
この簡単な脚本(悪いとは言ってない)でしっかり面白いというのは本当にすごい映画にしかあり得ない。
まずトムクルーズがクソかっこよくて、
戦闘機での訓練シーンがとんでもなくカッコよくて、
バーで金足りなくて追い出されるシーンや
窓から逃げたら目の前に子供がいてオーマイガッ、
のシーンは絶妙にちょうどいい。
前作のコスり方も天才的にちょうどいい。
最後の実戦シーン、終わりそうで終わらない戦闘にはマジでドキドキしっぱなし。
って、言っちゃえばそれくらいの映画なんだよね。
でも、その一つ一つが、なんというか「精密」なんだと思う。
奇跡的に練り上げられた「カッコいい」「ちょうどいい」「ドキドキした」が、奇跡的な美しさで繋がっていて、かつ、スクリーンの前のお客さんには難しく考えなくていい大衆映画として届いてる。
すごすぎ。信じられない。
あと、前作じゃ言わば超ハイスペックな天才チャラ男だったマーヴェリックが今作では情に熱くて女に弱い天才チャラおじさんになってたのも、前作よりも全世代に愛されそうな感じだなと思いました。こういうオジサンみんな大好きだもんね。
開始五分でかっこいい。
いや、30秒でかっこよかった。
もうトムがバイクで疾走してるだけでかっこいい。
そんなトム・クルーズ好きの感想です。
今回は「もう良い年なんだから…」と、空から降ろされ、無理矢理次世代を育てる教官にされる中、元バディの息子に古傷を抉られるし、かけがえない友はとうとう逝ってしまい、揚げ句の果てに教官も降ろされ、周りは敵のみ。
もはや海軍に居ても…と、悲しみにどっぷり浸かる中で想うのは
「このままでは確実に死地に向かわされる教え子達をなんとかして生還させたい」
そこからのマーヴェリックのかっこよさよ…!!!
いや、それまでももちろん格好いい。
トップガンの精鋭達を赤子の手を捻るかのようにチャッチャと伸しちゃうし、そもそもオープニングからマッハ10出して機体瓦解してるのに生還するし、水着は格好いいし(←ベクトルが違う)
今が旬の若い俳優さん達があれだけ居るというのにトムにしか目がいかない。
あの年で全く見劣りしない筋肉なんなん?かっこよぉぉぉぉ…!!!
大義のためには犠牲もやむ無し、と考えていた上層部もマーヴェリックの実力で丸め込み(というかあれだけ問題児だから目の敵にしてます感出してたけど、マーヴェリックのこと絶対好きだよねぇぇえ?!生きる伝説だよ?憧れちゃってるよね、絶対ぃぃい?!)
実現不可能と言われた任務をしっかり遂行させたのに、息子を守って墜落していくマーヴェリック…。
胸アツな王道をありがとうございます…!!!
マーヴェリックのかっこよさを最初から最後までこれでもか!と堪能し、お茶目な可愛さビームに打たれ、マーヴェリックの涙で号泣し、
ラストまでハラハラワクワクのドッグファイトに魅せられ、心臓ドッキドキでもう満足です。
「配信じゃなく、映画館じゃないと意味ない」ってしみじみわかる…。
これは映画館で見ないと勿体ない。
あと、マーベリックとしては勿論だけど、TOP GUN 1としてクレジットされてるのがもう流石トムすぎて好き…。
思い出を懐かしく···なんて吹っ飛びます!
未鑑賞の方は是非、IMAXで!(笑)
「トップガン2」の企画は、ずっと話が上がっては消え、上がっては消えを繰り返して「もう、無いな、流れたな」と思いきや、まさかの実現!
「デイズ・オブ・サンダー」は、2に乗り気じゃないトム・クルーズへの代替案だったとか、当時言われていたなあ。映画の宣伝もそんな感じだったし。
ポール・ニューマンの「ハスラー」「ハスラー2」と同じように随分経ってからの続編。
「トップガン」も同じ流れでの続編だけど、「ハスラー」は、しっかり世代交代を描いているのに対し、「マーヴェリック」も同じように世代交代を描いてはいるものの、最後はトム・クルーズがやっぱり「俺が主役だ!」とばかり良いところ持っていくと。(笑)
「トップガン」に思い入れは無く、曲だけは、耳に残っている。(一作目も劇場ではなくレンタルで観たからなあ。話よく覚えて無い。)
大迫力のドッグファイト興奮間違いなし!なのですが、話的には大した事ことはなく、
どこぞの敵国(敢えて国名は言わず)の核施設破壊して終わり。
かつての相棒の息子との確執をメインにドラマ部分は、構成されているのですが、全編トム・クルーズなので(別に良いんですけどね(笑))どうしても他のキャラクターの心情部分が添え物的に感じてしまいますね。
ラストの敵国で旧式のF-14?(戦闘機詳しく無いので。)奪うところは、もうミッション・インポッシブル!(笑)
迫力は、バッチリですよ。
まさにトム・クルーズ。圧巻の作品。
今年トップクラスの超傑作!!
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