「映画というアトラクション」トップガン マーヴェリック 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)
映画というアトラクション
教官のマーヴェリックと生徒が任務に臨む戦闘機アクションもの。
他の映画とは格が別。話良し、コミカル良しではあるが、アクションに関しては高い臨場感で観客にとって「映画=アトラクション」として成立するレベルの出来である。
これらの要素を引き立てるため、敵のアイデンティティーが最小限にまで削られているのは特徴か。
ここ数年の映画を語る上で今作を観ない手は無いだろう。
良い点
・笑える沈黙の間
・飛んでいられないのは今日ではない
・答えを必要とする質問ではない
・考えないこと
・ちょこんとした車や飛行機がシャレオツ
悪い点
・これも削り要素なのだろうが脇役生徒が空気なのは気になるところか
・(吹き替え版)またしても宮野の声がキャラに合っていない。つい先日のバブルのときも言ったばかりだ。
・爆発炎上しそうな機体に集まる群衆
その他点
・敵はとにかく敵である
・トップガンとは何か。おそらく銃の類だろう。
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