先生からのレビュー・感想・評価
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先生は敬称
小説家を目指す真北直史が、病床に臥した師匠の小宮久作から「先生の遺言」という作品を書いた小宮公也という新人を捜すように頼まれて巻き起こる話。
「先生の愛人の子」とかいうサブタイトルが掲げられ、爆発的にヒットしたデビュー作「先生から」を書いて以来まともに小説を書いておらず、書かない小説家と呼ばれる師匠に隠し子が!?というところから始まり、「先生とホスト探偵」というサブタイトルに移行。
まるで別の話かと思ったら、同じ話でそこから物語が展開していく。
チャラさがあるストーリーから何とな~く読めるところもあるものの疑問は残る中で過去の話になっていき、そこからはもうベタな出来事の連続で作品の空気感も変わって行く気がする。
進行上仕方ないのかも知れないけれど、違和感のあるセリフや流れもいくつかあって荒さは感じたけれど面白かった。
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